特許
J-GLOBAL ID:200903073491453373

波形整形回路およびそれを用いる赤外線データ通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-313862
公開番号(公開出願番号):特開平10-163827
出願日: 1996年11月25日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 フォトダイオード52からの出力を波形整形して使用する赤外線データ受信回路51において、簡単な構成で大きなレベル差に対応可能とする。【解決手段】 前記フォトダイオード52の出力電流をプリアンプ53で電流-電圧変換し、増幅回路55で増幅した後、コンパレータ61で所定の閾値電圧Vthで波形整形する赤外線データ受信回路51において、前記閾値電圧Vthを、信号電圧Vsigが低いときにはLPF63,68によって作成した平均値Vavとし、高いときにはレベルシフト回路62でシフトした電圧を、差動増幅器64から成るピークホールド回路でサンプリングしたシフト値Vsftとする。こうして、大きなダイナミックレンジに対応可能となる。また、このような構成において、LPFの積分用コンデンサとピークホールド回路のホールド用コンデンサとにコンデンサ66を共用し、集積回路化が好都合なように構成を簡略化できる。
請求項(抜粋):
入力信号のピーク値より予め定める値だけ低い値に選ばれる第1の閾値と、前記入力信号の平均値に選ばれる第2の閾値とのいずれか高い方で前記入力信号をレベル弁別して波形整形を行う波形整形回路において、前記ピーク値を求めるピークホールド回路のホールド用コンデンサおよび前記平均値を求める平均値演算回路の積分用コンデンサを共通とし、ピークホールド回路および平均値演算回路における前記コンデンサへの出力段は、該コンデンサへ一方方向の電流のみを供給可能とし、前記コンデンサに関連して、他方方向の電流を供給する定電流源を並列に接続することを特徴とする波形整形回路。
IPC (8件):
H03K 5/08 ,  H04B 10/28 ,  H04B 10/26 ,  H04B 10/14 ,  H04B 10/04 ,  H04B 10/06 ,  H04L 25/02 303 ,  H04L 25/03
FI (4件):
H03K 5/08 R ,  H04L 25/02 303 A ,  H04L 25/03 E ,  H04B 9/00 Y

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