特許

J-GLOBAL ID：200903073499318580

超音速フラッタ停止装置

発明者： 峯岸 正勝 ,  安藤 泰勝 ,  松崎 雄嗣
出願人/特許権者： 科学技術庁航空宇宙技術研究所長
代理人 (1件)： 大城 重信 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-315830
公開番号（公開出願番号）：特開平9-133605
出願日： 1995年11月10日
公開日（公表日）： 1997年05月20日
要約：

【要約】【課題】 超音速領域での翼模型等の試験体の風洞試験において、フラッタ発生に高速応答してフラッタを寸時に停止させ、試験体の破損を防止することができる超音速フラッタ停止装置を得る。【解決手段】 試験体5の前方にフラッタ停止板6を起伏可能に設置し、該フラッタ停止板6を係止装置7により通常はスプリング20に抗して伏せ状態に維持してなり、歪ゲージ8が感知する振動振幅が制御装置に設定した設定値に達しフラッタ発生を感知すると、係止装置7を作動させてフラッタ停止板6の係止を解除することにより、スプリング20と高速気流の複合作用により前記フラッタ停止板を高速で立上げて、瞬時にフラッタを停止させることができる。

請求項（抜粋）：

超音速風洞実験における試験体に発生するフラッタを停止させる超音速フラッタ停止装置であって、試験体の前方に起伏可能に設置されたフラッタ停止板、該フラッタ停止板を立上げ方向に付勢するスプリング、前記フラッタ停止板を前記スプリングに抗して伏せ状態に維持する係止装置を有し、フラッタ発生により前記係止装置を作動させて前記フラッタ停止板の係止を解除することにより、スプリングと高速気流の複合作用により前記フラッタ停止板を高速で立上げるようにしたことを特徴とする超音速フラッタ停止装置。