特許
J-GLOBAL ID:200903073499781493
並列計算における動的負荷分散方法、動的負荷分散装置及び動的負荷分散プログラムを記録した記録媒体
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-153009
公開番号(公開出願番号):特開平10-334063
出願日: 1997年05月27日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 並列計算機上における高速かつ高品質の動的負荷分散装置ならびにその制御方法を提供する。【解決手段】 装置はプロセッサエレメントとネットワークから構成されている。プロセッサエレメントは複数存在し、ネットワークにより、プロセッサエレメントはお互いに通信を行なえる。プロセッサエレメントは連結性調査部101、要素移動量決定部103、要素移動箇所決定部102、プロセッサ接続情報生成部104、データ移動部105、要素接続記憶部106、要素通信先対応記憶部107、プロセッサ情報記憶部108、要素移動先対応記憶部109から構成されている。その制御方式は要素グラフからプロセッサの論理的な接続状態を調べ、負荷均等化のための移動量、移動箇所を決定し負荷の均等化を行う。そのため従来法に見られた不必要な領域の細分化が生じず、アダプティブ有限要素法を並列計算機上で実行するのに必要な通信量の急激な増大を防ぐことができる。同時に動的負荷分散を処理する時間を短縮でき、この装置そのものが従来の物より高速に動作する。
請求項(抜粋):
アダプティブ有限要素法を用いた並列計算における動的負荷分散方法において、プロセッサが持っている要素間の接続関係を示す要素グラフから連結な要素集合を分類し、非連結な要素集合を減らすように前記分類された要素集合を移動し、移動後の要素接続グラフからプロセッサグラフを作成し、作成されたプロセッサグラフに基づいて負荷均等化のための要素移動数と移動先を決定し、要素数の均等化のために移動させる要素集合を決定し、要素の移動を行うことを特徴とする並列計算における動的負荷分散方法。
IPC (4件):
G06F 15/16 380
, G06F 9/46 360
, G06F 17/12
, G06F 17/50
FI (5件):
G06F 15/16 380 D
, G06F 9/46 360 C
, G06F 15/324
, G06F 15/60 604 Z
, G06F 15/60 612 H
前のページに戻る