特許
J-GLOBAL ID:200903073507443446

ファイバー表面に水溶性硬化可能フィルムを形成するための化学組成物および前記処理ファイバー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-102064
公開番号(公開出願番号):特開平5-186248
出願日: 1991年04月05日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】加工中の剪断力や水性媒体中の分散性と保留性が良好な処理ファイバーを作製するための化学組成物を提供する。【構成】化学組成物は、水溶性であるが硬化可能なフィルムをファイバー上に形成するのに有効な量で存在し、約150センチポアズ未満の固有粘度を示す。組成物は、カチオン滑剤または潤滑性界面活性剤、ポリマーマトリックス適合性有機シランカップリング剤、エピクロロヒドリンポリアミド付加物を含む。フィルム形成ポリマーは、ポリ(ビニルアルコール)、ポリ(ビニルピロリドン)、またはポリ(ヒドロキシアルキルセルロース)またはそれらの混合物等である。有機シランカップリング剤は、アルコキシル化されたγアミノアルキルトリアルコキシシラン、ポリアミノ有機シラン、メルカプト官能性有機シラン、ビニル官能性有機シラン、またはウレイド官能性有機シラン、またはそれらの混合物である。
請求項(抜粋):
未硬化状態において水溶性であり、1またはそれ以上のファイバーの表面の実質的な部分に付着している、硬化可能なフィルムを有する処理ファイバーを生成する化学組成物であって、以下の項目a)からe)を含む、化学組成物:a)約150センチポアズ未満の固有粘度を有し、フィルム形成に有効な量で存在する水溶性フィルム形成ポリマー;b)加水分解された、部分的に加水分解された、または加水分解されていない有機官能性トリアルコキシシランおよびその混合物であって、ここで、有機官能性とは、樹脂適合性のことであり、第1アミンモノ有機官能基を実質的に含まないことであり、該シランは、すべての形態において、該組成物の固形分の約0.4から約20重量パーセントの範囲内の量で存在する;c)該組成物の固形分の約0.1から約15重量パーセントの範囲内の量のカチオンファイバー滑剤;d)約0.4重量パーセントから、処理されたファイバーの水中における分散性に対して有害でない量までの範囲内で存在する、エピクロルヒドリンポリアミド反応生成物;およびe)該組成物をファイバーに付着させるための全固形分および粘度を、該組成物に与える量で存在する水であって、ここで、該組成物は、実質的にa)アクリル凝集剤、b)室温において、蒸発または反応で、ファイバー上のフィルムを硬化して非水溶性フィルムにする、ラテックスをベースとしたポリマーフィルム形成ポリマー、およびc)ポリ(オキシエチレン)ホモポリマーを含まない。
IPC (9件):
C03C 25/02 ,  D21H 17/34 ,  D21H 17/36 ,  D21H 17/46 ,  D21H 17/59 ,  D21H 13/40 ,  B27N 1/00 ,  D06M 13/513 ,  D06M 15/59
FI (7件):
D21H 3/38 ,  D21H 3/44 ,  D21H 3/48 ,  D21H 3/62 ,  D21H 5/18 D ,  D06M 13/50 ,  D06M 15/59
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-298044
  • 特開昭62-007651
  • 特開昭55-121929

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