特許
J-GLOBAL ID:200903073509118240
高調波フィルタ設備保護用ディジタルリレー
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
亀井 弘勝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-009301
公開番号(公開出願番号):特開平5-207640
出願日: 1992年01月22日
公開日(公表日): 1993年08月13日
要約:
【要約】【目的】整数次高調波成分のみならず半整数次高調波成分も確実に抽出することができる高調波フィルタ設備保護用ディジタルリレーを提供することを目的とする。【構成】一周期2π/ωを4k等分した各時点tm ごとに電流波形i(t) をサンプリングし、サンプル値im を用いて、フーリエ係数を離散的近似手法で求める。ここで、基本波の2倍の周波数を持つ波を改めて基本波とみなすと、次数n→n/2と置き換えることになる。この式によれば、新しくみなした基本波を2k等分し、各時点tm ごとのサンプリング値im を用いて、第n/2(半整数)次成分を求めることができる。
請求項(抜粋):
高調波フィルタ設備の分路に流入する電流を検出する電流検出手段と、電流検出手段の出力波を、基本波の1周期を2k等分した各時点ごとにサンプリングするサンプリング手段と、サンプリング手段によって得られたサンプル値im (m はサンプリング点を示す整数)の中から、基本波の2周期分に含まれるサンプル値im,im+2k(m=0, ・・・・,2k-1)を用いて、式【数1】【数2】によって第n/2次余弦成分In/2,c と第n/2次正弦成分In/2,s とを求め、In/2,c とIn/2,s との2乗平均値を求めて第n/2次波成分として抽出する演算手段と、演算手段により求められた第n/2次波成分を、電流検出手段の出力波の実効値から減算する減算手段と、減算手段の出力レベルを所定の基準値と比較することによって高調波過電流を判定する判定手段とを備えることを特徴とする高調波フィルタ設備保護用ディジタルリレー。
IPC (4件):
H02H 3/52
, H02H 3/08
, H02J 3/01
, H03H 17/02
引用特許:
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