特許
J-GLOBAL ID:200903073510014319

AxMyTi2-yO4で示される斜方晶系の層状構造板状結晶の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-057539
公開番号(公開出願番号):特開平5-221795
出願日: 1992年02月10日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 AxMyTi2_yO4で示される斜方晶系の層状構造の板状結晶を得る。【構成】 A2O(AはK、Rb又はCs)で示される化合物と、MO又はM2O3(MはMg2+、Ni2+、Zn2+、Cu2+、Fe3+、Al3+、Ga3+又はMn3+)で示される化合物と、TiO2とを、(A2O)a(MO又はM2O3)b(TiO2)c(但し、a、b、cはそれぞれ0.1〜2.0)で示される組成割合に混合したものを結晶原料とし、一方、MoO3と、A2Oとを、A2O(MoO3)d(但し、dは0.5〜2.0)で示される組成割合に混合したものをフラックス原料とし、該結晶原料とフラックス原料をモル百分率で10対90〜50対50の混合物を1100〜1300°Cで加熱溶融後1000〜800°Cまで徐冷して、AxMyTi2_yO4(xは0.5〜1.0、yは0.25〜1.0)で示される斜方晶系の層状構造の板状結晶を得る。【効果】 陽イオン交換体、陽イオン伝導体、触媒として有用である。
請求項(抜粋):
一般式A2O(但し、AはK、Rb又はCsを表わす)で示される酸化物又は加熱によりA2Oに分解される化合物と、一般式MO又はM2O3(但し、MはMg2+、Ni2+、Zn2+、Cu2+、Fe3+、Al3+、Ga3+又はMn3+を表わす)で示される酸化物又は加熱によりMO若しくはM2O3に分解される化合物と、TiO2又は加熱によりTiO2に分解される化合物とを、一般式(A2O)a(MO又はM2O3)b(TiO2)c(但し、a、b、cはそれぞれ0.1〜2.0である)で示される組成割合に混合したもの、或いはこれらを固相反応させたものを結晶原料とし、一方、MoO3又は加熱によりMoO3に分解される化合物と、一般式A2O(但し、AはK、Rb又はCsを表わす)で示される酸化物又は加熱によりA2Oに分解される化合物とを、一般式A2O(MoO3)d(但し、dは0.5〜2.0である)で示される組成割合に混合したものをフラックス原料とし、該結晶原料とフラックス原料をモル百分率で10対90〜50対50の割合で混合した混合物を1100〜1300°Cで加熱溶融し、該溶融体を1000〜800°Cまで徐冷して板状単結晶に育成することを特徴とする一般式AxMyTi2_yO4(但し、xは0.5〜1.0、yは0.25〜1.0である)で示される斜方晶系の層状構造を有する板状結晶の製造法。
IPC (2件):
C30B 29/32 ,  C30B 29/64
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭40-019663

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