特許
J-GLOBAL ID:200903073510635224

円偏波及び直線偏波共用一次放射器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-243181
公開番号(公開出願番号):特開平5-083004
出願日: 1991年09月24日
公開日(公表日): 1993年04月02日
要約:
【要約】【目的】 円偏波及び直線偏波共用一次放射器に関し、円形導波管に導入された円偏波(右旋及び左旋円偏波)、又は直線偏波(垂直及び水平偏波)から希望する方を選択して、円形導波管に接合した一つの方形導波管から信号出力する。【構成】 開口部1側に90度位相器を設け、円形導波管2の管軸を中心として回転可能としたプローブ5を終端面4に設け、プローブ5の回転軸と同心円状に金属筒6を配置し、プローブ8の一端を金属筒6と接続し、他端を円形導波管2の側面に接合した方形導波管9内に挿入し、円偏波は前記90度位相器で直線偏波に変換すると共に、プローブ5を回転させて希望する方の電磁波の電界と結合する向きにして電気信号に変換し、同電気信号を容量結合により金属筒6に伝え、さらに導電接続によりプローブ8に伝え、プローブ8の方形導波管9内に挿入された部分で電磁波を励振させ、方形導波管9からコンバータに信号入力する。
請求項(抜粋):
一端を電磁波が導入し得る開口部とし、他端に終端面を設けた円形導波管の終端面側の側面に方形導波管を接合し、同円形導波管の内部において、前記開口部側に90度位相器を設け、前記終端面に円形導波管の管軸を中心として回転可能としたL字形第1プローブを設け、同第1プローブの回転軸と同心円状に金属筒を配置し、同金属筒に一端を取り付け、他端を前記方形導波管内に挿入したL字形第2プローブを設けて、前記円形導波管の内部に直線偏波(垂直偏波、又は水平偏波)が導入された場合、前記直線偏波の内、希望する方の電界と結合する向きに前記第1プローブを回転させ、円偏波(右旋、又は左旋)が導入された場合、同円偏波を前記90度位相器で直線偏波に変換した後、変換された直線偏波の電界と結合する向きに前記第1プローブを回転させて、同第1プローブで前記電磁波を電気信号に変換し、同電気信号を容量結合により前記金属筒に伝え、導電接続により前記金属筒から前記電気信号を前記第2プローブに伝え、同第2プローブの前記方形導波管内に挿入れた部分で電磁波を励振させて、同方形導波管から信号を出力することを特徴とする円偏波及び直線偏波共用一次放射器。
IPC (5件):
H01P 1/161 ,  H01P 1/10 ,  H01P 1/165 ,  H01Q 3/00 ,  H01Q 13/02

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