特許
J-GLOBAL ID:200903073523160624

多段圧延機用中間ロールのロールプロフィール決定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-201098
公開番号(公開出願番号):特開平6-039414
出願日: 1992年07月28日
公開日(公表日): 1994年02月15日
要約:
【要約】【目的】 同一のテーパー形状を有する中間ロールを用いて、標準パス以外でも良好な圧延形状を得ることを可能にした多段圧延機用中間ロールのロールプロフィールの決定方法を提供する。【構成】 評価関数として、標準パスだけでなく、標準パス以外でも、同一テーパーの中間ロールで圧延するように、板厚,板幅,材質(硬度)の違いも考慮した評価関数χとして、例えばχ(板厚,板幅,材質)=Σχ(l)(χ(1):標準パスでの形状評価関数,χ(2):最大板厚パスでの形状評価関数,χ(3):最小板厚パスでの形状評価関数,χ(4):最大板幅パスでの形状評価関数,χ(5):最小板幅パスでの形状評価関数,...χ(n):...形状評価関数)を採用して、この評価関数の値を最小にするように、数値解析によりテーパー形状、および各パス毎に制御量を定め、全パスで同一テーパー形状の中間ロールを用いて圧延するようにしてある。
請求項(抜粋):
圧延機構造を決めるステップ1と、圧延パススケジュールの個数を決定するステップ2と、中間ロールのテーパー量,テーパー間隔,中間ロールを背後から支持するバックアップロールを構成する分割ロールの押出し量等の変数の初期値を各パス毎に設定するステップ3と、上記初期値に基づき、各パスでの形状予測の数値解析を行うステップ4と、上記形状予測に基づき、各パス毎に形状評価関数の値を定めるステップ5と、上記形状評価関数の値に基づき、総合的な評価関数の値を定めるステップ6と、上記評価関数の値に基づき、収束計算により上記評価関数の値を最小にする上記変数の最適解を算出するステップ7と、ステップ7で算出した上記変数の最適解により、上記評価関数の値を算出するステップ8と、ステップ8で算出した評価関数の値が設定値より小さいか判断するステップ9と、ステップ9で小さいと判断された場合に中間ロールの最適形状を決定するステップ10と、ステップ9で小さくないと判断された場合に、ステップ7での算出値を上記変数の初期値としてステップ4に進むステップ11とからなることを特徴とする多段圧延機用中間ロールのロールプロフィール決定方法。
IPC (5件):
B21B 37/00 116 ,  B21B 37/00 BBH ,  B21B 13/14 ,  B21B 27/02 ,  B21C 51/00

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