特許
J-GLOBAL ID:200903073523576790

ガラスランの表面処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-110175
公開番号(公開出願番号):特開平5-305813
出願日: 1992年04月28日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】シール性等の基本性能を低下させることなく、表面処理工程に要する時間を短縮する。【構成】本表面処理方法は、ガラスラン4の本体部5の内底面5aに植毛部8を形成するとともに、同ガラスラン4のリップ部6の表面に滑剤層11を形成する方法である。この表面処理方法は接着剤塗布工程と、植毛工程と、接着剤硬化工程と、溶融工程とからなる。接着剤塗布工程では、本体部5の内底面5a及びリップ部6の表面に接着剤が塗布される。植毛工程では、接着剤の塗布された箇所に多数本のパイルが静電植毛される。接着剤硬化工程では前記接着剤が硬化される。すると、本体部5の内底面5aに植毛部8が形成される。溶融工程では、前記リップ部6上のパイルにヒートローラが押し当てられる。すると、同パイルが熱溶融して滑剤層11が形成される。
請求項(抜粋):
ドアガラスとの摺接部位に植毛が施されたガラスランの表面処理方法であって、ドアガラスとの摺接部位となる本体部(5)及びリップ部(6)の表面に接着剤(13)を塗布する接着剤塗布工程と、前記接着剤(13)の塗布された箇所に多数本のパイル(9)を植毛する植毛工程と、前記接着剤(13)を硬化させて、前記多数本のパイル(9)を本体部(5)及びリップ部(6)の表面に固定させる接着剤硬化工程と、前記リップ部(6)上のパイル(9)に加熱体(15)を押し当てることにより同パイル(9)を溶融させて滑剤層(11)を形成する溶融工程とを備えたことを特徴とするガラスランの表面処理方法。

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