特許
J-GLOBAL ID:200903073527089835

センサ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-126697
公開番号(公開出願番号):特開2003-315356
出願日: 2002年04月26日
公開日(公表日): 2003年11月06日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、センサ装置に関し、複雑な構成によることなく、自己の共振特性に起因してセンサ感度が著しく高くなってもその出力を十分に減衰させることで、センサ出力について共振の影響を抑制することを目的とする。【解決手段】 歪みが生じ得る圧電素子を有し、車両に生ずる加速度に応じたアナログ信号を出力する加速度センサ12を設ける。加速度センサ12のアナログ信号を1ビットディジタル信号にΔΣ変調するA/D変換部20を設ける。また、ΔΣ変調後の1ビットディジタル信号について所定のタップ数分だけ移動平均処理を行うディジタルフィルタ22を設ける。そして、ディジタルフィルタ22のタップ数N*をサンプリング周波数fSと加速度センサ12の共振周波数frとの関係に基づいてN*=fS/frが成立するように設定する。
請求項(抜粋):
慣性力に応じたアナログ信号を出力するセンサと、所定のサンプリング周波数ごとに前記センサによるアナログ信号をディジタル信号に変換する変換手段と、前記変換手段から出力されるディジタル信号を移動平均処理するディジタルフィルタと、を備えるセンサ装置であって、前記ディジタルフィルタのタップ数が、前記所定のサンプリング周波数と前記センサの機械的共振周波数との関係に基づいて設定されていることを特徴とするセンサ装置。

前のページに戻る