特許
J-GLOBAL ID:200903073529752434

レーザ波長設定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-296076
公開番号(公開出願番号):特開平10-142150
出願日: 1996年11月08日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】本発明は、レーザ誘起蛍光法(LIF)等の二次元、三次元濃度計測、及び温度計測に必要なレーザ光の波長を、計測目的の原子・分子の励起波長に、精度よく自動的に設定できる装置を提供することを目的とする。【解決手段】励起用パルスレーザ1と、波長可変レーザ2と、高温発熱体もしくは放電端子封入セル3を前記順に具備するとともに、セル3からの光をレンズ4介して入力するを光検知器5と、セル3からの光を入力し測定場20に光を照射するビームエキスパンダー7と、測定場20からの光をレンズ8を介して入力するCCDカメラ9と、光検知器5からの信号とCCDカメラ9からの信号を入力し励起用パルスレーザ1に出力するコンピュータ6と、励起用パルスレーザ1の発振とCCDカメラ9を同期させる同期ライン10を有することを特徴とする。
請求項(抜粋):
レーザ光を測定場(20)に入射し、測定する分子を電子エネルギーレベルで励起し、励起された分子から発生する光(蛍光)を計測することにより、測定場(20)中の2次元化学種濃度計測、及び、温度計測計測を行う装置において、(A)励起用パルスレーザ(1)と、波長可変レーザ(2)と、高温発熱体もしくは放電端子封入セル(3)を前記順に具備するとともに、(B)高温発熱体もしくは放電端子封入セル(3)からの光(蛍光)をレンズ(4)を介して入力するを光検知器(5)と、(C)高温発熱もしくは放電端子体封入セル(3)からの光(蛍光)を入力し測定場(20)に光(蛍光)を照射するビームエキスパンダー(7)と、(D)測定場(20)からの光(蛍光)をレンズ(8)を介して入力するCCDカメラ(9)と、(E)光検知器(5)からの信号と、CCDカメラ(9)からの信号を入力し、励起用パルスレーザ(1)に出力するコンピュータ(6)と、(F)励起用パルスレーザ(1)の発振とCCDカメラ(9)を同期させる同期ライン(10)を有し、(G)前記CCDカメラ(9)は、高温発熱体もしくは放電端子が封入されたセル(3)内をレーザ光が通過することにより、高温発熱体もしくは放電端子に接触した気体が反応して発生する原子・分子の蛍光スペクトルを測定し、(H)前記コンピュータ6は、計測分子の理論吸収線波長をデータとして内臓し、測定した蛍光スペクトルと計測分子の理論吸収線波長のスペクトル分布の比較を行い、(I)前記コンピュータ(6)により、波長可変レーザ(2)のグレーティング角度(回折角度)を制御することにより、レーザ波長の絶対値を、高精度で原子・分子の最適な励起波長に自動的に一致させることを特徴とするレーザ波長設定装置。
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • レーザー波長設定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-276613   出願人:三菱重工業株式会社
  • 特開平4-110749
  • 特開昭64-022084
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審査官引用 (5件)
  • レーザー波長設定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-276613   出願人:三菱重工業株式会社
  • 特開平4-110749
  • 特開昭64-022084
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