特許
J-GLOBAL ID:200903073530191411

電気集塵フィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 長七 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-192221
公開番号(公開出願番号):特開平6-031200
出願日: 1992年07月20日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 集塵性能に優れ、材料コストを低減でき、さらに稼動効率の良い電気集塵フィルタを得る。【構成】 帯状陰電極19から複数の切起こし片50を送風方向Aに沿って三角形状に切り起こす。切起こし片50の曲面状の先端部分50aを帯状陽電極18に当接させる。両電極18,19間の空気通路aを切起こし片50によって一定間隔に保持し、粉塵の捕集性能を良好にする。切起こし片50を三角形状に切り起こして潰れ難いものにして、空気通路aの間隔を精度良く保つ。切起こし片50をスペーサとして機能させることにより、帯状陰電極19を従来の波形に屈曲させる必要はなく、材料コストを低減できる。上記切起こし片50を薄板状に形成することにより、空気通路a内での切起こし片50の占有スペースを小さくして、圧力損失を少なくすることができる。
請求項(抜粋):
帯状の電気絶縁層とこの電気絶縁層より幅狭の帯状の電気導電層とをラミネートして成る帯状陽電極と、帯状の電気導電層から成る帯状陰電極とを積層してフイルム状電極を構成し、上記フイルム状電極を渦巻き状に巻回して送風通路の途中に配置し、上記帯状陽電極と帯状陰電極との間には送風方向に沿って空気通路が形成され、上記帯状陰電極には帯状陽電極に接する複数の薄板状の切起こし片が切り起こされると共に、切起こし片の帯状陽電極に接する先端部分が曲面状に形成され、上記各切起こし片によって上記両電極間の空気通路が一定間隔に保持されていることを特徴とする電気集塵フィルタ。

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