特許
J-GLOBAL ID:200903073534600995

給電遮断システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 弘男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-337582
公開番号(公開出願番号):特開平7-193975
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】 短時間の瞬間的な電流超過によるブレーカ遮断を抑制し、小さい契約電流で契約でき、又電源の発停による器具への負担を軽減させる。【構成】 アダプタ2は、電流超過時に通電を遮断してもよい器具6c等と、コンセントとの間に取り付けられる。ブレーカ1は、検出した電流値が契約電流に近づいたり、超過許容量以内の超過であれば、アダプタの通電遮断動作を行なわず、警告を発する。その後、超過許容量以内の超過回数が増加したり、又超過許容量を超過した場合には、アダプタの通電を遮断し、全アダプタの通電を遮断しても電流値が超過しているときはブレーカの通電を遮断する。これにより、使用者は電流値が契約電流に近いことを知ることができ、器具の使用を停止して電流値を予め低下できる。又、電流値が超過しても一部の器具への通電が遮断されるだけですみ、かつそれでも超過する場合には、ブレーカが作動して、安全に通電が遮断される。
請求項(抜粋):
ブレーカと、コンセントと電気機器との間に取り付けられるアダプタとからなり、前記ブレーカには、該ブレーカを流れる全電流を検出する第1電流検出手段と、信号を前記アダプタに向けて送信する第1送信手段と、ブレーカ自身の通電を遮断する第1遮断手段と、警告を発する警告手段と、契約電流、超過許容量、警告限界値、及び前記超過許容量を超えたときの所定時間内の許容回数とを記憶する記憶手段と、前記第1電流検出手段が検出した電流値が契約電流以下でかつ前記警告限界値を超えた場合、また検出した電流値が契約電流を超過しても、その超過範囲が前記超過許容量以内の場合には、前記警告手段から警告を発し、その後該電流値の前記超過許容量以内の超過回数が所定時間内に前記記憶手段に記憶されている許容回数を超えたとき、もしくは該電流値が前記超過許容量を超えたときは、前記第1送信手段から前記アダプタの遮断信号を該アダプタに送り、前記アダプタの通電を遮断し、該アダプタの通電が遮断された後も電流値が前記超過許容量を超過しているときは前記第1遮断手段を作動させて給電を停止させる制御手段とを備え、前記アダプタには、前記ブレーカからの信号を受信する第2受信手段と、該アダプタの通電を遮断させる第2遮断手段と、該アダプタの遮断状態を復帰させる復帰手段とを備えたことを特徴とする給電遮断システム。
IPC (4件):
H02H 3/033 ,  H02H 3/00 ,  H02H 3/04 ,  H02H 3/08

前のページに戻る