特許
J-GLOBAL ID:200903073534873878

耐熱性に優れるフェノール樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-175236
公開番号(公開出願番号):特開平9-025392
出願日: 1995年07月11日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【構成】 ベンゼン、フェノール及び多環芳香族を骨格に有するフェノール樹脂100重量部に、ジメチレンエーテル型レゾール樹脂30〜80重量部、ノボラック型フェノール樹脂30〜80重量部、及びヘキサメチレンテトラミン5〜30重量部を配合し、さらにハロゲン系有機難燃剤を単独あるいは三酸化アンチモン、三酸化モリブデン等の無機難燃相乗剤と併用したフェノール樹脂組成物にNBR、酢酸ビニル樹脂、ガラス繊維を配合してなる耐熱性フェノール樹脂成形材料。【効果】 得られた成型品が耐熱経時特性、熱時剛性等の耐熱性に著しく優れていて、硬化性や機械的強度も従来のフェノール樹脂成形材料と同等乃至それ以上であるので、自動車部品をはじめとする各種金属部品の樹脂化に好適である。
請求項(抜粋):
ベンゼン、フェノール及び多環芳香族を骨格に有するフェノール樹脂100重量部に、ジメチレンエーテル型レゾール樹脂30〜80重量部、フェノール核に結合するメチレン結合においてオルソ結合対パラ結合の比が1.5〜2.5であるノボラック型フェノ-ル樹脂30〜80重量部、及びヘキサメチレンテトラミン5〜30重量部を配合し、更にハロゲン系有機難燃剤を単独あるいは三酸化アンチモン、三酸化モリブデン等の無機難燃相乗剤と併用して用いることを特徴とする耐熱性フェノール樹脂組成物。

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