特許
J-GLOBAL ID:200903073537619220

ワンプッシュオープンキャップ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲葉 良幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-149788
公開番号(公開出願番号):特開平10-338256
出願日: 1997年06月06日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 キャップ及び栓の開放を指でワンプッシュ操作して容易に開放できるようにするワンプッシュオープンキャップ機構を提供する。【解決手段】 キャップ本体1側と蓋部2側とに各々回動側に楔形を成すフック機構を形成し、またキャップ本体側には回動方向に同一に傾斜をさせた抽出口と栓部を形成すると共に、2本のスリットをキャップ本体側からヒンジ部を横切り蓋部に達するように設け、蓋部の2スリットの端に各々折曲部7を設け、2スリットとキャップ本体側と蓋部に達する位置とで囲まれた部分を押圧開放操作部5とし、開放操作時には容器を持ち、回動側の堅固なフックを外し、同じく回動方向に傾斜させた抽出口から、同一傾斜角度に形成した栓部及び蓋部を必要角度に一操作で開放できるようにし、キャップの一体的な形成と共に、キャップの形成上及び開放操作上に共通した方向性を設定する。
請求項(抜粋):
弾軟性素材を用い、ヒンジ構造を備えて、一体的に形成された容器のワンプッシュオープンキャップ機構に於いて、押圧開放操作部への圧力方向と、フック及び栓部の開放作動方向と収納品の抽出方向とに共通の方向性を持たせて形成し、キャップ本体及び蓋部の各々に蓋の回動側に楔形を成す雌雄のフック機構を設け、キャップ本体と蓋部に収納品の抽出口及び栓部を、各々回動方向に同一角度に傾斜させて形成すると共に、2本のスリットをキャップ本体側からヒンジ部を横切り蓋部に達するように設け、蓋部の2スリットの端に各々折曲部を設け、2スリットと2スリットのキャップ本体側及び蓋部に達する部分とで囲まれた部分をキャップの押圧開放操作部とし、押圧操作部を回動方向に押圧すると、蓋部は回動方向に前進してフックが解除され、同時に回動側方向に傾斜させた栓部が、同一傾斜角度に形成した抽出口の中を前上方向に開放移動し、更にキャップ本体側のヒンジ部と蓋部の折曲部とを結ぶ対角線距離が押圧操作部の直線化によって拡張され、その押圧力によって蓋部の折曲部を軸にして蓋部及び栓部が開放され、容器内収納品の抽出も回動側方向に適正に実現可能とさせたことを特徴とする、ワンプッシュオープンキャップ機構。
IPC (2件):
B65D 43/16 103 ,  B65D 47/08
FI (2件):
B65D 43/16 103 ,  B65D 47/08 M
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭49-081178

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