特許
J-GLOBAL ID:200903073539275308

ディーゼルエンジンの遠心式ガバナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-058235
公開番号(公開出願番号):特開2001-248456
出願日: 2000年03月03日
公開日(公表日): 2001年09月14日
要約:
【要約】【課題】 遠心式ガバナの機構部の摩耗によって燃料が増量された状態で運転されることを抑制する。【解決手段】 第1レバー3と第2レバー4とからガバナレバー5を構成し、第1レバー3の入力部6にガバナウエイトを連動連結し、その出力部8にスタートスプリング9とラックピン12を連動連結し、第2レバー4の揺動接当部15を燃料規制具17で全負荷相当位置に受け止め、第1レバー3と第2レバー4との間にトルクアップ装置18を介在させ、第2レバー4にトルクアップ装置18の先端部34を受け止める受止部20を設け、トルクアップ装置18の先端部を受け止めた時、第1レバー3の出力部8によって操作されるラックピン12の位置が全負荷相当位置になるように設定し、燃料規制ピン16の摩耗による燃料噴射料量の増量を抑制するようにトルクアップ装置18の先端部34に摩耗調整部38を設けた。
請求項(抜粋):
揺動支軸(2)でそれぞれ揺動可能に枢支した少なくとも第1レバー(3)と第2レバー(4)とからガバナレバー(5)を構成し、上記第1レバー(3)の入力部(6)にガバナウエイト(7)を連動連結するとともに、第1レバー(3)の出力部(8)にスタートスプリング(9)と燃料噴射ポンプ(10)の調量具(11)を連動連結し、上記第2レバー(4)にガバナスプリング(13)を介して調速レバー(14)を連結し、スタートスプリング(9)とガバナスプリング(13)とにより上記調量具(11)を燃料増量側(R)へ弾圧するのに対して、ガバナウエイト(7)のガバナ力(G)の付勢により第1レバー(3)の入力部(6)を介して調量具(11)を燃料減量側(L)へ押圧させ、上記燃料増量側(R)への弾圧力と燃料減量側(L)への押圧力との不釣り合い力でガバナレバー(5)を揺動させて調量具(11)を調量移動させるように構成し、燃料規制具(17)は、全負荷運転状態のとき、第2レバー(4)の揺動接当部(15)を受け止めて規制するように構成し、第1レバー(3)と第2レバー(4)との間にトルクアップ装置(18)を介在させ、エンジンの全負荷運転状態から過負荷運転状態の移行に連動して燃料噴射量を増量させるように構成し、第2レバー(4)にトルクアップ装置(18)の先端部(34)を受け止める受止部(20)を設け、燃料規制具(17)で第2レバー(4)を受け止めたとき、トルクアップ装置(18)の先端部(34)は受止部(20)で受け止められることにより第1レバー(3)の出力部(8)によって操作される調量具(11)の位置が全負荷相当位置(4/4)になるように設定した、ディーゼルエンジンの遠心式ガバナにおいて、燃料規制具(17)、第2レバー(4)の揺動接当部(15)の少なくとも一方の摩耗に起因する調量具(11)の燃料増量側への移動量を減らすように、トルクアップ装置(18)の先端部(34)と、第2レバー(4)の受止部(20)の少なくとも一方に摩耗調整部(38)を設けたことを特徴とする、ディーゼルエンジンの遠心式ガバナ。
IPC (4件):
F02D 1/02 321 ,  F02D 1/04 ,  F02D 31/00 301 ,  F02M 59/44
FI (4件):
F02D 1/02 321 B ,  F02D 1/04 H ,  F02D 31/00 301 A ,  F02M 59/44 F
Fターム (19件):
3G060AB01 ,  3G060AC01 ,  3G060BA09 ,  3G060CA01 ,  3G060CB06 ,  3G060CC02 ,  3G060CC08 ,  3G060DA00 ,  3G060EA00 ,  3G066AA07 ,  3G066AB02 ,  3G066AC06 ,  3G066AD02 ,  3G066BA43 ,  3G066BA58 ,  3G066CE01 ,  3G066DA01 ,  3G066DB09 ,  3G066DC04
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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