特許
J-GLOBAL ID:200903073539793449

パルプ繊維成形体の離型装置、離型用型および離型方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-191029
公開番号(公開出願番号):特開平10-037100
出願日: 1996年07月19日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】【課題】抄造型からパルプ繊維成形体を離型して搬送するに際して、変形や破損を抑制し得る離型装置、離型用型、および離型方法を提供する。【解決手段】離型機52において、離型用型102の受取面58の周縁部に抄造型10の周縁部に設けられた網状体押え枠27に当接させられる当接面44が備えられ、その受取面58は、吸着面(網状体16表面)が離型方向Bu と成す角度θが大きくなるに従ってその当接面44が抄造型10の網状体押え枠27に当接させられた状態におけるその吸着面との間隔が小さくなるように形成される。
請求項(抜粋):
パルプ泥漿中のパルプ繊維を吸着するための抄造型に備えられた吸着面に倣った形状の受取面と該受取面に開口する多数の離型用吸引穴とを有する離型用型を備え、該吸着面に開口する多数の吸着用吸引穴から空気を噴出させる一方、該多数の離型用吸引穴から吸引することにより、該吸着面上で成形されたパルプ繊維成形体を該受取面に吸着して該吸着面から離型させるための離型装置であって、前記離型用型の前記受取面の周縁部に前記抄造型の周縁部と当接させられる当接面が備えられ、該受取面は、前記吸着面が離型方向と成す角度が大きくなるに従って、該当接面が前記抄造型の周縁部に当接させられた状態における該吸着面との間隔が小さくなるように形成されていることを特徴とする離型装置。

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