特許
J-GLOBAL ID:200903073551225898

樹脂製プーリ並びにその製造方法及び製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-264908
公開番号(公開出願番号):特開平8-118395
出願日: 1994年10月28日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 外周面の真円度が高く、しかもその両側間の真円度の差が少ない樹脂製プーリを得る。【構成】 円板状の基部11と、内輪13及び外輪15と、放射状に延びる多数のリブ17とを具備する樹脂部本体を、軸受19をインサートして射出成形によって一体成形するに際して、樹脂射出用の複数のピンゲート41を内輪13の一方側の端面に周方向に沿って実質的に等間隔で、かつ、隣接するリブ17間に配置すると共に、反ゲート側内輪13bの肉厚(外径)をゲート側内輪13aよりも小さくする。リブは例えば18本設けられ、リブの数に応じた多角形状の均一な樹脂の流れによって外輪が形成されるため、真円度の高いプーリが得られる。また反ゲート側内輪の肉厚が小さいので、反ゲート側が良好に保圧され、ゲート側との真円度の差が少なくなる。
請求項(抜粋):
軸受と、軸受の外周に射出成形により一体形成された樹脂部本体とからなり、前記樹脂部本体は、円板状の基部と、基部の内周部及び外周部に沿って基部の厚さ方向両側に張り出し形成された円筒状の内径部及び外径部と、基部の内周部から外周部へと放射状に延びると共に基部の厚さ方向両側に突出する多数のリブとを具備する樹脂製プーリであって、樹脂射出用の複数のピンゲートを前記内径部の一方側の端面に周方向に沿って実質的に等間隔で、かつ、隣接するリブ間に配置すると共に、前記ピンゲートを配置した側とは反対側の反ゲート側内径部の肉厚を、前記ピンゲートを配置したゲート側内径部の肉厚よりも小さくしたことを特徴とする樹脂製プーリ。
IPC (2件):
B29C 45/00 ,  F16H 55/48
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-044701

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