特許
J-GLOBAL ID:200903073567213539

カードコネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-124372
公開番号(公開出願番号):特開平10-312854
出願日: 1997年05月14日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 プッシュ-プッシュ動作を通じてカードの挿入と排出とを行わせるカードコネクタにおいて、カードをカードセット空間の適切な位置でロックするために必要となるハートカム機構を利用して検出スイッチを動作させる。【解決手段】 ボディと、スライダと、カム機構と、検出スイッチ5とを備える。カム機構は、ピン体45を一方向に移動させる案内経路を有し、案内経路の往路と復路との分岐箇所に、ピン体45が係合してスライダをロック位置に位置決めする係合部を設ける。スライダがロック位置に達したときに、ピン体45が検出スイッチ5の可動接片55を持ち上げて固定接片51に接触させる。
請求項(抜粋):
カードセット空間を有するボディと、カードを上記カードセット空間に対して挿抜させるときに前後進されかつ後進方向に常時弾発付勢されたスライダと、上記スライダ及び上記ボディのうちの一方に設けられかつ閉ループ状の案内経路を形成する案内溝を備えたカム体と他方に設けられて上記案内溝に挿入されたピン体とからなるカム機構と、上記カードセット空間に対して上記カードが挿入されているか否かを検出する検出スイッチと、を備え、上記カム体における上記案内経路の往路と復路との分岐箇所に、上記ピン体が係合して上記スライダをロック位置に位置決めする係合部が設けられていると共に、上記スライダが上記ロック位置よりも前方に位置しているときに上記カードが上記カードセット空間に挿入されるようになっており、上記往路は、上記スライダがその待機位置からその前方の第1前進位置まで前進されたときに上記ピン体を基準位置から第1位置へ案内する第1往路と、上記スライダが上記第1前進位置から後進されたときに上記ピン体を上記第1位置から第2位置へ案内してその第2位置で上記係合部に係合させる第2往路とによって形成され、上記復路は、上記スライダが上記ロック位置からその前方の第2前進位置まで前進されたときに上記ピン体を上記第2位置から第3位置へ案内する第1復路と、上記スライダが上記第2前進位置から待機位置まで後進されたときに上記ピン体を上記第3位置から上記基準位置へ案内する第2復路とによって形成されていると共に、上記ピン体の上記第2位置が上記基準位置と上記第1位置及び上記第3位置との前後方向の中間に位置しており、上記ロック位置が上記待機位置と上記第1前進位置及び上記第2前進位置との前後方向の中間に位置しており、上記案内溝における上記分岐箇所の底面が、上記往路及び上記復路の底面よりも高位になっていると共に、上記第2往路及び上記第1復路の底面が上記分岐箇所の底面に向かう上がり勾配の案内面に形成され、上記検出スイッチが上記ボディに取り付けられた固定接片及び弾性を備えた可動接片によって形成されており、その可動接片が、上記ピン体に重ねられてそのピン体を上記案内溝の底面に摺動可能に弾性的に押し付けていると共に、上記ピン体が上記分岐箇所の底面に乗り上がったときにそのピン体により上記可動接片が持ち上げられてその可動接点が上記固定接片の固定接点に接触するようにそれらの可動接点と固定接点との垂直間隔が定められていることを特徴とするカードコネクタ。
IPC (4件):
H01R 13/629 ,  G06K 17/00 ,  H01R 13/64 ,  H01R 23/68 301
FI (4件):
H01R 13/629 ,  G06K 17/00 C ,  H01R 13/64 ,  H01R 23/68 301 J

前のページに戻る