特許
J-GLOBAL ID:200903073573028344

環式N-ビニルカルボン酸アミドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-060455
公開番号(公開出願番号):特開平9-249644
出願日: 1996年03月18日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】【課題】 安価かつ容易に入手できる環式カルボン酸エステルとモノエタノールアミンとを出発原料に用い、環式N-ビニルカルボン酸アミドを安全かつ安価に安定して製造できる方法を提供することにある。【解決手段】 環式カルボン酸エステルとモノエタノールアミンを液相で分子間脱水反応(前段反応)して環式N-(2-ヒドロキシエチル)カルボン酸アミドを製造し、次いで該環式N-(2-ヒドロキシエチル)カルボン酸アミドを気相でアルカリ金属元素および/またはアルカリ土類金属元素と、ケイ素とを含有して成る酸化物触媒を用いて分子内脱水反応(後段反応)し、環式N-ビニルカルボン酸アミドに転化することを特徴とする。
請求項(抜粋):
下記一般式(1)【化1】(式中、mは0または1である。mとnの和は3〜5の整数値である。また、CH2の一つが酸素原子または硫黄原子で置換されていても良い。)で表される環式カルボン酸エステルとモノエタノールアミンとを液相で分子間脱水反応(前段反応)して、下記一般式(2)【化2】(式中、mは0または1である。mとnの和は3〜5の整数値である。また、CH2の一つが酸素原子または硫黄原子で置換されていても良い。)で表される環式N-(2-ヒドロキシエチル)カルボン酸アミドに転化した後、該環式N-(2-ヒドロキシエチル)カルボン酸アミドを、アルカリ金属元素および/またはアルカリ土類金属元素と、ケイ素とを含有して成る酸化物触媒の存在下で気相分子内脱水反応(後段反応)して、下記一般式(3)【化3】(式中、mは0または1である。mとnの和は3〜5の整数値である。また、CH2の一つが酸素原子または硫黄原子で置換されていても良い。)で表される環式N-ビニルカルボン酸アミドに転化することを特徴とする、環式N-ビニルカルボン酸アミドの製造方法。
IPC (6件):
C07D207/267 ,  B01J 23/04 ,  C07D211/76 ,  C07D211/88 ,  C07B 61/00 300 ,  C07D207/404
FI (6件):
C07D207/267 ,  B01J 23/04 X ,  C07D211/76 ,  C07D211/88 ,  C07B 61/00 300 ,  C07D207/404
引用特許:
審査官引用 (3件)

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