特許
J-GLOBAL ID:200903073574785289

減衰力可変式油圧緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下市 努
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-268459
公開番号(公開出願番号):特開平9-112621
出願日: 1995年10月17日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ゴミによる作動不良を防止できる減衰力可変式油圧緩衝器を提供する。【解決手段】 2つの主油室を連通する主通路19を開閉する主弁18に高圧側の主油室内の圧力を閉方向に作用させる副油室31と低圧側の主油室内とを連通するパイロット通路36を開閉可能に配設され、副油室31内の圧力が設定圧を越えるとパイロット通路36を開いて副油室31から低圧側主油室に作動油を逃がすことにより主弁18への閉方向力を変化させるパイロット弁35と、設定圧可変手段として機能するソレノイド44とを備えた減衰力可変式緩衝器6において、パイロット弁35のプランジャにソレノイド44で駆動されるアンカ部材49を設け、ソレノイド44をアンカ部材49が摺動自在に挿入されたガイド室48の周囲を囲むように配設し、プランジャ43外周面とガイド室48の内周面とをガイド室48の容積の変化を許容するフリーピストン51によりシールする。
請求項(抜粋):
シリンダ内を2つの主油室に画成するピストンに、該2つの主油室を連通する主通路を開閉する主弁と、該主弁に高圧側の主油室内の圧力を閉方向に作用させる副油室と、該副油室と低圧側の主油室内とを連通するパイロット通路を開閉可能に配設され、副油室内の圧力が設定圧を越えると上記パイロット通路を開いて上記副油室から低圧側主油室に作動油を逃がすことにより上記主弁への閉方向力を変化させるパイロット弁と、上記設定圧が所望値となるように該パイロット弁を閉方向に付勢するソレノイドとを備えた減衰力可変式緩衝器において、上記パイロット弁の弁軸に上記ソレノイドで駆動されるアンカ部材を設け、上記ソレノイドを上記アンカ部材が摺動自在に挿入されたガイド室の周囲を囲むように配設し、上記パイロット弁の弁軸の上記アンカ部材よりパイロット弁側の外周面と上記ガイド室の内周面とを上記ガイド室の容積の変化を許容するシール部材によりシールしたことを特徴とする減衰力可変式油圧緩衝器。

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