特許
J-GLOBAL ID:200903073581585759

Fe-B-R系磁石材料の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-321129
公開番号(公開出願番号):特開平7-153612
出願日: 1993年11月26日
公開日(公表日): 1995年06月16日
要約:
【要約】【目的】 磁石特性の低下などがなく、多大の設備費やランニングコストを要する大型のプレス機械などを使用する圧縮成形工程を省略でき、容易にFe-B-R系焼結磁石材料、特に直径あるいは1辺が50mm〜200mmの大型磁石材料などが製造できるFe-B-R系磁石材料の製造方法の提供。【構成】 焼結前の原料粉末の嵩密度と焼結体密度の関係を調査した結果、成形工程を省略しても、原料粉末の嵩密度が2.7g/cm3以上あれば成形体にしなくても焼結後に、密度が4.0g/cm3以上の成形体と同等の焼結体密度が得られることを知見し、容器内に充填密度が2.7g/cm3〜3.5g/cm3となるように充填することにより、圧縮成形なしでも圧縮成形した場合と同等の焼結密度を得て、配向性が向上することから、得られた磁石材料の磁石特性が向上する。
請求項(抜粋):
予定した焼結体形状を得るのに必要な重量のFe-B-R系磁石組成原料粉末を、焼結体重量/所要の充填密度の値と同一値の容積以上を有する未反応性金属容器内に前記原料粉末の充填密度が2.7g/cm3〜3.5g/cm3となるように充填後、前記容器及び前記粉末上面に蓋を載置して、前記粉末を磁界中にて配向後、真空中あるいは不活性ガス雰囲気中にて前記粉末を焼結後、焼結体を金属容器より取り出して、時効処理することを特徴とするFe-B-R系磁石材料の製造方法。
IPC (3件):
H01F 1/08 ,  C22C 33/02 ,  C22C 38/00 303

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