特許
J-GLOBAL ID:200903073585530410

線形送信回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-008995
公開番号(公開出願番号):特開平5-136830
出願日: 1991年01月29日
公開日(公表日): 1993年06月01日
要約:
【要約】【目的】 本発明は出力段のFET増幅回路に加えるドレイン電圧を電圧制御データに従つて可変にする線形送信回路に関し、どのような特性のFET増幅回路に対しても正確な電圧制御データを提供でき、かつ該データの温度補償が行えると共に、全体としてのLSI化が容易な線形送信回路の提供を目的とする。【構成】 送信信号I(t)及びQ(t)に基づきその直交振幅変調出力の包絡線に比例する疑似包絡線データSEを生成し、このデータSEでRAM500の電圧制御データRDを読み出すと共に、このデータRDでFET増幅回路200に加えるドレイン電圧VDDを制御する。一方、この疑似包絡線データSEと出力信号O(t)より検出した包絡線データとの差を求めると共に、該差に応じて前記RAM500の電圧制御データRDを補正したデータWDを求めてこれをRAM500の前記疑似包絡線データSEが指すアドレスに書き込む。
請求項(抜粋):
直交するキャリア信号i(t)及びq(t)を送信ベースバンド信号I(t)及びQ(t)で直交振幅変調する直交振幅変調回路(100)と、該直交振幅変調回路(100)の出力変調信号M(t)を増幅するFET増幅回路(200)と、該FET増幅回路(200)に加えるドレイン電圧VDDを電圧制御データRDに従つて変化する可変電圧回路(300)とを備える線形送信回路において、前記送信ベースバンド信号I(t)及びQ(t)に基づいてその直交振幅変調出力の包絡線に比例する疑似包絡線データSEを生成する包絡線生成回路(400)と、前記疑似包絡線データSEをアドレス入力として該アドレスの電圧制御データRDを読み出すRAM(500)と、前記疑似包絡線データSEと前記FET増幅回路(200)の出力信号O(t)より検出した該出力信号O(t)の包絡線に比例する包絡線データとの差を求めると共に、該差に応じて前記RAM(500)から読み出した電圧制御データRDを補正したデータWDを該RAM(500)に書き込むRAM更新回路(600)とを備えることを特徴とする線形送信回路。

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