特許
J-GLOBAL ID:200903073585925678

周波数シンセサイザ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 隆久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-342128
公開番号(公開出願番号):特開平10-190457
出願日: 1996年12月20日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】スプリアス出力を低減できる周波数シンセサイザを提供する。【解決手段】キャリ信号に応じて分周値Nまたは(N+1)をカウンタ12に与える加算回路17と、分周信号と基準信号との位相差を比較しその結果を誤差信号として出力する位相比較回路13と、誤差信号に応じてVCO11への制御信号S14を出力する主回路14と、分母の値を活性状態のキャリ信号が生成される毎に任意の範囲で変更し、所定サイクル中で分子の値を増加させ、変更した分母の値と増加させた分子の値とを比較し、分子の値が分母の値以上の場合にのみキャリ信号を活性状態で生成し、かつ、キャリ信号が非活性状態の場合には増加された分子の値を選択し、活性状態の場合には当該分子の値から変更前の分母の値を減じた値を選択し、この選択したデータ値に基づいたパルス幅を有するパルス信号を生成し制御信号に加える分数分周制御回路20とを設ける。
請求項(抜粋):
分数分周方式を採用した周波数シンセサイザであって、制御信号の入力レベルに応じた周波数で発振する発振手段と、上記発振手段の出力信号を与えられた分周値をもって分周する分周手段と、非活性状態のキャリ信号を入力した場合には分周値N、活性状態のキャリ信号を入力した場合には当該分周値Nに1を加えた値(N+1)を分周値として上記分周手段に与える分周値切換手段と、上記分周手段で分周された信号と基準信号との位相差を比較し、その結果を誤差信号として出力する位相比較手段と、上記誤差信号に応じて上記発振手段への制御信号を出力する主回路と、分母の値を活性状態のキャリ信号が生成される毎に任意の範囲で変更し、所定サイクル中で分子の値を増加させ、変更した分母の値と増加させた分子の値とを比較し、分子の値が分母の値以上の場合にのみ上記キャリ信号を活性状態で生成する第1の制御手段と、上記キャリ信号が非活性状態の場合には増加された分子の値を選択し、活性状態の場合には当該分子の値から変更前の分母の値を減じた値を選択し、この選択したデータ値に基づいたパルス幅を有する上記発振手段の出力に現れるスプリアス成分を除去するためのパルス信号を生成し、上記主回路から出力される制御信号に加える第2の制御手段とを有する周波数シンセサイザ。
IPC (3件):
H03L 7/183 ,  H03K 23/64 ,  H03L 7/197
FI (3件):
H03L 7/18 B ,  H03K 23/64 C ,  H03L 7/18 A

前のページに戻る