特許
J-GLOBAL ID:200903073588075489

油圧緩衝器のオイルロック機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩川 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-248287
公開番号(公開出願番号):特開2003-056635
出願日: 2001年08月17日
公開日(公表日): 2003年02月26日
要約:
【要約】【課題】 油圧緩衝器のオイルロック機構において、オイルロック油室の断面積を大きくして大きなオイルロック荷重を得ることができ、オイルロックカラーがオイルロックピースから抜け出る際にオイルロック油室の負圧を解消するためのチェック弁の応答性、組付性も良好にすること。【解決手段】 油圧緩衝器10のオイルロック機構において、ダンパシリンダ21の下部内周に隔壁部材(ボトムピース51)を設けて、該隔壁部材の下部にオイルロック油室72と連通する油室74を区画するとともに、隔壁部材の上部に油溜室31と連通する油室55を区画し、隔壁部材に連通孔75を設け、該連通孔75にチェック弁76を設けたもの。
請求項(抜粋):
車輪側に取付けられるアウタチューブに車体側に取付けられるインナチューブを摺動自在に嵌合し、前記アウタチューブの底部に、ダンパシリンダを立設し、該ダンパシリンダ内を摺動するピストンを先端部に設けたピストンロッドを前記インナチューブに取付け、前記ダンパシリンダの外周に、該ダンパシリンダ内の作動油室と連通する油溜室を設け、該ダンパシリンダの下部外周にオイルロックピースを固定し、前記インナチューブの先端部内周にオイルロックカラーを固定し、前記オイルロックカラーが前記オイルロックピースの外周に嵌合する最圧縮時に、前記オイルロックピース外周と前記アウタチューブとの間にオイルロック油室を形成する油圧緩衝器のオイルロック機構において、前記ダンパシリンダの下部内周に隔壁部材を設けて、該隔壁部材の下部に前記オイルロック油室と連通する油室を区画するとともに該隔壁部材の上部に前記油溜室と連通する油室を区画し、該隔壁部材に連通孔を設け、該連通孔に、前記オイルロックカラーが前記オイルロックピースに嵌合した際に、前記連通孔を閉じ、前記オイルロック油室から前記油溜室への流れを閉じ、前記オイルロックカラーが前記オイルロックピースから抜け出る際に、前記連通孔を開き、前記油溜室から前記オイルロック油室へ作動油を戻すチェック弁を設けたことを特徴とする油圧緩衝器のオイルロック機構。
IPC (3件):
F16F 9/58 ,  B62K 25/08 ,  F16F 9/49
FI (4件):
B62K 25/08 C ,  B62K 25/08 Z ,  F16F 9/49 ,  F16F 9/32 E
Fターム (13件):
3D014DD02 ,  3D014DD05 ,  3D014DE04 ,  3D014DE22 ,  3J069AA36 ,  3J069AA51 ,  3J069AA56 ,  3J069CC06 ,  3J069EE05 ,  3J069EE10 ,  3J069EE23 ,  3J069EE31 ,  3J069EE36

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