特許
J-GLOBAL ID:200903073592286699

ディジタルフィルタを用いたレベル測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-365836
公開番号(公開出願番号):特開2001-183397
出願日: 1999年12月24日
公開日(公表日): 2001年07月06日
要約:
【要約】【課題】ディジタルフィルタのサンプリング周波数にずれが生じた場合であっても、出力特性に誤差の変動が生じないレベル測定方法を提供すること。【解決手段】漏洩電流検出器は、漏洩電流を検出するCT12と、電流/電圧変換を行うI/V変換器13と、第一のAMP14と、高周波成分を除去するLPF15と、第二のAMP16a、第三のAMP16bと、受信電圧のレベル測定を行う1チップのCPU17とCPU17に内蔵されたA/D変換器18a、18bと、漏洩電流値を表示する表示器19とにより構成する。ディジタルフィルタは、入力電圧を所定の周波数でサンプリングし平均値を求める第一のLPF20と、第一のLPF20のサンプリング周波数を決定する原発振器21と第一の分周器22を備えた発振器23と第二の分周器24と、入力データの移動平均値を算出する第二のLPF25とにより構成する。
請求項(抜粋):
被測定信号を所望のレベル値に増幅すると共に高周波成分を除去した後、2段構成のローパスフィルタとして機能するディジタルフィルタを用いてレベル測定を行う方法において、前記ディジタルフィルタの1段目のフィルタリング処理として、被測定信号の1周期をN回サンプリングした後、該サンプリング値をM周期加算して平均値を算出することにより直流成分の演算値を得、更に前記ディジタルフィルタの2段目のフィルタリング演算として、前記1段目のフィルタリング演算値をL個まとめ移動平均を算出することにより直流成分の演算値を得て表示器に出力する際に、前記ディジタルフィルタの1段目のフィルタリング演算として行う加算平均の算出時に、サンプリング周波数を前記サンプル数Nで除した被測定信号周波数相当の値を被測定信号周波数に対して強勢的にずらすことにより前記移動平均演算出力における周期的な変動を伴なったレベル測定誤差の発生を防止したことを特徴とするディジタルフィルタを用いたレベル測定方法。
IPC (4件):
G01R 19/00 ,  G01R 31/02 ,  H03H 17/00 601 ,  H03H 17/02 615
FI (4件):
G01R 19/00 U ,  G01R 31/02 ,  H03H 17/00 601 Z ,  H03H 17/02 615 J
Fターム (15件):
2G014AA16 ,  2G014AB33 ,  2G014AC15 ,  2G014AC18 ,  2G035AA17 ,  2G035AA22 ,  2G035AB08 ,  2G035AC02 ,  2G035AD20 ,  2G035AD26 ,  2G035AD28 ,  2G035AD48 ,  2G035AD54 ,  2G035AD55 ,  2G035AD65

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