特許
J-GLOBAL ID:200903073596105532

超音波流量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-114492
公開番号(公開出願番号):特開2000-304581
出願日: 1999年04月22日
公開日(公表日): 2000年11月02日
要約:
【要約】【課題】測定管内面に対して超音波センサの取り付け部位を平滑化することにより、流体の流れを乱すことなく流量を測定する超音波流量計を提供する。【解決手段】超音波振動子21と第1音響整合層31と第2音響整合層32とからなる超音波センサ2A,2B を、測定管路1の斜位置に送信側と受信側とを垂直に対向配備し、第1音響整合層31は超音波振動子21と接合する第1界面22を直角に、第2音響整合層32と接合する第2界面23を傾斜角度とし、第1音響整合層31の材質は、超音波伝搬方向に均質であり伝搬方向と直角方向は層状あるいは連続的に伝搬速度cが変化する傾斜特性を有し、超音波伝搬方向の第1音響整合層31の長さは、伝搬する超音波の 1/4波長とし、第2音響整合層32は、第2界面23で屈折した超音波が第3界面24から測定流体1aに放射できる広がりを備える。
請求項(抜粋):
超音波振動子と, この超音波振動子に第1界面で接合される第1音響整合層と, この第1音響整合層と第2界面で接合され第1界面と平行に形成される第3界面から音波を放射する第2音響整合層と, からなる超音波センサを、流体が搬送される測定管路に対して送信側と受信側とを斜に対向配置する位置に垂直に配備し、超音波センサの第1音響整合層は、超音波伝搬方向に対して、超音波振動子と接合する第1界面を直角に、第2音響整合層と接合する第2界面を柱状体を斜めに切断した形状をなす傾斜角度とし、この第1音響整合層を構成する材質は、超音波伝搬方向に均質であり、この伝搬方向と直角方向は層状あるいは連続的に変化する傾斜特性を有し、この直角方向の各位置に応じて超音波伝搬方向の伝搬速度が変化し、この超音波伝搬方向の第1音響整合層の長さは、各位置を伝搬する超音波の 1/4波長とし、超音波センサの第2音響整合層は、第1音響整合層と接合される第2界面を第1音響整合層の第2界面の傾斜角度とし、第3界面の寸法は,少なくとも,第2界面で屈折した超音波が第3界面から測定流体に放射する広がりを有する、ことを特徴とする超音波流量計。
IPC (2件):
G01F 1/66 ,  G01F 1/66 101
FI (2件):
G01F 1/66 A ,  G01F 1/66 101
Fターム (2件):
2F035DA07 ,  2F035DA19

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