特許
J-GLOBAL ID:200903073601450774

樹木の変形のアニメーション表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-081750
公開番号(公開出願番号):特開2000-276611
出願日: 1999年03月25日
公開日(公表日): 2000年10月06日
要約:
【要約】【課題】 葉に加わる力を枝の動きに作用させて樹木のモデルの運動をシミュレートできるような樹木の変形例のアニメーション表示装置を提供する。【解決手段】 ディスク4に記憶されている樹木モデルの各枝セグメントごとに最大曲げ角度を設定しておき、キーボード1から入力された外力が小枝セグメントのその曲げ角度を越える場合、最大角度を曲げるのに必要な力と現在かかっている力の差を計算し、各枝の接点に設定された伝搬減衰係数を乗算した結果を親枝セグメントに加え、これにより親枝セグメントに加わる力は通常加わる風による外力と子枝セグメントから伝搬してくる力との和となり、親枝セグメントでもこの和の力に対して同様の処理を施し、さらに親枝セグメントに伝搬させることにより、葉に加わった力により枝がしなる様子を表現可能となる。
請求項(抜粋):
樹木に外力が加わった場合に前記樹木の動きをアニメーションとして表示する樹木の変形のアニメーション表示装置であって、前記外力のデータを入力するための入力手段、それぞれの葉セグメントが平面として仮定され、それぞれの枝セグメントが円柱として仮定され、それぞれの枝セグメントの根元側が固定端とされ、先端側が自由端として表現された樹木モデルデータを予め記憶する記憶手段、前記記憶手段からの樹木モデルデータを読出し、前記入力手段から入力された外力のデータに基づいて、各枝セグメントの葉セグメントに作用する運動量を求め、その運動量に基づく力のデータを前記入力された外力のデータに加算し、その力のデータによって当該枝セグメントに作用する運動量を求め、求めた運動量だけ当該枝セグメントの自由端を移動させ、その後当該枝セグメントの自由端に隣接する枝セグメントの固定端を前記移動した自由端の位置まで移動させ、この処理を各枝セグメントに対して実行する処理手段、および前記処理手段によって処理された樹木モデルを表示する表示手段を備えた、樹木の変形のアニメーション表示装置。
Fターム (8件):
5B050BA08 ,  5B050BA11 ,  5B050EA12 ,  5B050EA13 ,  5B050EA19 ,  5B050EA24 ,  5B050EA28 ,  5B050FA02

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