特許
J-GLOBAL ID:200903073605253124

コーティングフィルムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 植木 久一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-231546
公開番号(公開出願番号):特開平7-323261
出願日: 1994年09月27日
公開日(公表日): 1995年12月12日
要約:
【要約】【構成】 アミノ基を有するシラン化合物(A)と、該シラン化合物中のアミノ基と反応し得る官能基を持つ化合物(B)を含むコーティング用組成物を基材に塗布した後、加温・加湿雰囲気下で乾燥させて被膜化するか、および/またはコーティング用組成物の乾燥被膜を形成させた後、20〜60°C、5〜80%RHの雰囲気下で熟成処理を行う。【効果】 耐水性、耐薬品性、耐候性、耐熱性に優れ、かつ可撓性にも優れたコーティングフィルム、特にガスバリヤ性フィルムを、これらの諸物性を損なうことなく、またタッキングを起こすことなく生産性良好に製造することができる。コーティング用組成物中の水の量を少なくしても、加温・加湿雰囲気下でフィルムを形成させるか、または加温・加湿雰囲気下で熟成処理を行うので、安定した高性能のガスバリヤ性フィルムを得ることができる。また、コーティング用組成物としての保存安定性も著しく向上させることができた。
請求項(抜粋):
下記一般式(I) で示されるシラン化合物(A)、【化1】[式中A1 はアルキレン基、R1 は水素原子、低級アルキル基、または【化2】(式中A2 は直接結合またはアルキレン基を、R5,R6 は水素原子または低級アルキル基を示す)で表わされる基、R2 は水素原子または低級アルキル基、R3は同一または異なる低級アルキル基、アリール基または不飽和脂肪族残基、R4は水素原子、低級アルキル基またはアシル基を意味し(ただしR1,R2,R5,R6のうち少なくとも1つが水素原子である)、wは0、1、2のいずれか、zは1、2、3のいずれかの整数を表わす(ただしw+z=3である)]および該シラン化合物(A)中のアミノ基との反応性を有する官能基を分子内に持つ化合物(B)を含むコーティング用組成物を基材に塗布した後、加温・加湿雰囲気下で乾燥させて被膜化することを特徴とするコーティングフィルムの製造方法。
IPC (4件):
B05D 7/24 302 ,  B05D 3/02 ,  B05D 5/00 ,  C09D183/08 PMS

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