特許
J-GLOBAL ID:200903073609139440
粗大結晶粒組織を有する高温クリープ強度に優れたフェライト系酸化物分散強化型鋼の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (2件):
尾股 行雄
, 清水 千春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-231781
公開番号(公開出願番号):特開2004-068121
出願日: 2002年08月08日
公開日(公表日): 2004年03月04日
要約:
【課題】フェライト系酸化物分散強化型鋼の高温クリープ強度の改善に有効な粗大化かつ等軸化した結晶粒組織を有するフェライト系酸化物分散強化型鋼を製造できる方法を提供する。【解決手段】元素粉末または合金粉末とY2 O3 粉末を混合して機械的合金化処理を行ない、熱間押出しにより固化した後、最終熱処理としてAC3 変態点以上への加熱保持とそれに続くフェライト形成臨界速度以下での除冷熱処理を施すことにより、質量%で、Cが0.05〜0.25%、Crが8.0〜12.0%、Wが0.1〜4.0%、Tiが0.1〜1.0%、Y2 O3 が0.1〜0.5%、残部がFeおよび不可避不純物からなるY2 O3 粒子を分散させたフェライト系酸化物分散強化型鋼を製造するに際して、機械的合金化処理で混合するTi成分の元素粉末としてTiO2 粉末を使用することにより、TiとCとの結合を抑制してマトリックス中のC濃度が低下しないようにする。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
元素粉末または合金粉末とY2 O3 粉末を混合して機械的合金化処理を行ない、熱間押出しにより固化した後、最終熱処理としてAC3 変態点以上への加熱保持とそれに続くフェライト形成臨界速度以下での除冷熱処理を施すことにより、質量%で、Cが0.05〜0.25%、Crが8.0〜12.0%、Wが0.1〜4.0%、Tiが0.1〜1.0%、Y2 O3 が0.1〜0.5%、残部がFeおよび不可避不純物からなるY2 O3 粒子を分散させたフェライト系酸化物分散強化型鋼を製造する方法であって、機械的合金化処理に際して混合するTi成分の元素粉末としてTiO2 粉末を使用することを特徴とする粗大結晶粒組織を有する高温クリープ強度に優れたフェライト系酸化物分散強化型鋼の製造方法。
IPC (4件):
B22F3/20
, B22F1/00
, B22F3/24
, C22C33/02
FI (6件):
B22F3/20 C
, B22F3/20 B
, B22F1/00 V
, B22F3/24 B
, C22C33/02 103B
, C22C33/02 103G
Fターム (8件):
4K018AA34
, 4K018AB01
, 4K018AC01
, 4K018BA16
, 4K018BC16
, 4K018EA34
, 4K018FA08
, 4K018KA28
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