特許
J-GLOBAL ID:200903073611949246

非水電解質二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-294209
公開番号(公開出願番号):特開平6-150907
出願日: 1992年11月02日
公開日(公表日): 1994年05月31日
要約:
【要約】【目的】Li塩を含有する非水電解質二次電池において、高エネルギー密度で、デンドライト発生がなく、保存性に優れた負極材料の提供を目的とし、高信頼性の二次電池を得る。【構成】充電放電に対して可逆性を有する正極7と、リチウムを含有する非水電解質と負極を備えた非水電解質二次電池において、その断面が二層の同心円状構造である球形の形状を有し、その最外層に下記(A)項の条件を満たす炭素質層を、その内接する層には下記(B)項の条件を満たす炭素質層を負極8に使用する。(A)X線広角回折法による(002)面の面間隔(d002 )が3.37オングストロームでC軸方向の結晶子の大きさ(Lc)が300オングストローム。(B)X線広角回折法による(002)面の面間隔(d002 )が3.60オングストロームでC軸方向の結晶子の大きさ(Lc)が10オングストローム。
請求項(抜粋):
充電放電に対して可逆性を有する正極と、Li塩を含有する非水電解質と、炭素材料を負極とする非水電解質二次電池において、前記負極の断面が少なくとも二層以上の同心円状構造である実質的な球形の形状を有し、その最外層に下記(A)項の条件を満たす炭素質層を有し、かつその内接する層には下記(B)項の条件を満たす炭素質層を具備していることを特徴とする非水電解質二次電池。(A)X線広角回折法による(002)面の面間隔が3.40オングストローム以下で、C軸方向の結晶子の大きさ(Lc)が200〜600オングストロームの範囲。(B)X線広角回折法による(002)面の面間隔が3.43オングストローム〜3.90オングストロームでC軸方向の結晶子の大きさ(Lc)が5〜150オングストロームの範囲。
IPC (2件):
H01M 4/02 ,  H01M 10/40

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