特許
J-GLOBAL ID:200903073616793937
成形品外観へのヒケ防止方法および射出成形用金型
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-207770
公開番号(公開出願番号):特開平6-246797
出願日: 1993年08月23日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【目的】 射出成形品の外観面となる表面にヒケが発生するのを防止する。【構成】 成形品の外観面に対応する固定側又は可動側金型2の一部または全面に、相対する成形品裏面に対応する金型面よりも、射出される溶融樹脂との密着性の良い断熱性薄膜6を形成させた状態で、所定量の熱可塑性溶融樹脂を金型キャビティ1内に射出充填し、断熱性薄膜6面での溶融樹脂3のスキン層7の成長を遅延させ、相対的に他方の型表面でのスキン層7形成とスキン層7剥離を優先的に生じさせることによって、溶融樹脂3の冷却固化に起因する体積収縮分を、当該優先剥離したスキン層7に選択的に吸収させる。
請求項(抜粋):
射出成形用金型キャビティ内の成形品の外観面に対応する固定側又は可動側金型の一部または全面に、相対する成形品裏面に対応する金型面よりも、射出される溶融樹脂と密着性の良い断熱性薄膜を形成させた状態で、所定量の熱可塑性溶融樹脂を金型キャビティ内に射出充填し、冷却進行に伴う断熱性薄膜面での溶融樹脂のスキン層の成長と薄膜面からの剥離を一時的に遅延させ、相対的に他方の型面でのスキン層形成とスキン層剥離を優先的に生じさせることによって、溶融樹脂の冷却固化に起因する体積収縮分を、当該優先剥離したスキン層に選択的に吸収させることを特徴とする成形品外観へのヒケ防止方法。
IPC (3件):
B29C 45/37
, B29C 33/38
, B29L 31:34
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