特許
J-GLOBAL ID:200903073620331280

高清浄性極低炭素鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-260560
公開番号(公開出願番号):特開平8-120325
出願日: 1994年10月25日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】大型浸漬管を用いる高清浄性極低炭素鋼の製造方法を提供する。【構成】1本足筒状浸漬管を取鍋内溶鋼に浸漬し、浸漬管内を真空排気して取鍋下部の浸漬管の投影面積内又は/及び浸漬管下部内壁から不活性ガスを吹込む真空精錬方法において、下記?@〜?Bの条件を満たして浸漬管を浸漬し、次いで真空脱炭し、脱炭後の炭素が30ppm 以下でAl含有物質を添加し、5分以上の脱酸を行う高清浄性極低炭素鋼の製造方法。?@浸漬管内径Dと取鍋内径D0 との比D/D0 : 0.5〜0.8 。?A真空脱炭前の取鍋スラグ中(FeO) :2〜15%。?B真空脱炭前又は脱炭後、取鍋スラグ中のCaO とAl2O3 との比(%CaO )/(%Al2O3 ): 0.8〜2.5 。【効果】良好な脱炭速度を維持しながらスラグ中(FeO) 濃度を低下させ、短時間で高清浄性極低炭素鋼を得ると共に、浸漬管耐火物の損耗を抑制することができる。
請求項(抜粋):
未脱酸または弱脱酸の溶鋼を取鍋へ出鋼した後、1本足を備えた筒状浸漬管を取鍋内溶鋼に浸漬し、浸漬管内を真空排気して取鍋下部の浸漬管の投影面積内または/および浸漬管下部の内壁から不活性ガスを吹き込む真空精錬方法において、下記?@〜?Bの条件を満たして、筒状浸漬管を浸漬し、次いで真空脱炭し、脱炭後の溶鋼中炭素濃度が30ppm 以下で溶鋼中へAl含有物質を添加して5分以上の脱酸処理を行うことを特徴とする高清浄性極低炭素鋼の製造方法。?@浸漬管内径Dと取鍋内径D0 との比D/D0 が 0.5〜0.8 であること。?A真空脱炭前の取鍋スラグ中の(FeO) を重量%で2〜15%にすること。?B真空脱炭前または脱炭後に、取鍋スラグ中のCaO とAl2O3 との重量%比(%CaO )/(%Al2O3 )を 0.8〜2.5 にすること。
IPC (4件):
C21C 7/10 ,  C21C 7/00 ,  C21C 7/06 ,  C21C 7/068
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭61-037912
  • 特開平3-002315
  • 特開平3-158412
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