特許
J-GLOBAL ID:200903073624750694
車室内温度調節装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-096023
公開番号(公開出願番号):特開平7-304319
出願日: 1994年05月10日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【目的】 車両用空調装置にて車室内空調制御を行うとともに、上記空調制御に用いるセンサを利用しながら車室内装品からの輻射量を求め、この輻射量に基づいて車室内の温度を調節する装置を提供する。【構成】 切換スイッチ53a,53bが端子b,b′と接続すると、日射センサ45で発生した電力が日射量検出回路52の二次電池52aに充電される。そして切換スイッチ53a,53bが端子a,a′と接続すると、日射センサ45に照射される日射量が日射量検出回路51にて検出されるとともに、二次電池52aに充電されていた電力が放電し、日射量蓄積信号としてマイクロコンピュータ54に入力される。マイクロコンピュータ54は上記検出日射量と日射量蓄積信号とに基づいて空調制御を行う。
請求項(抜粋):
空気流を発生する送風手段と、この送風手段からの空気を車室内に導く空気通路と、この空気通路内を通過する空気の温度を調節する温度調節手段と、車室内の温度を設定する温度設定手段と、車室内の空気温度を検出する内気温度検出手段と、車室外の空気温度を検出する外気温度検出手段と、車室内の日射が当たる部位に配置された光電変換手段と、この光電変換手段が発生する電力に基づいて車室内に照射される日射量を検出する日射量検出回路と、この日射量検出回路によって検出された日射量、前記温度設定手段によって設定された設定温度、前記内気温度検出手段によって検出された内気温度、および前記外気温度検出手段によって検出された外気温度に基づいて、前記空気通路から車室内へ吹き出される空気の目標温度を算出する目標吹出温度算出手段と、前記車室内へ吹き出される空気の温度が前記目標温度となるように前記温度調節手段を制御する温度制御手段とを備えた車両用空調装置と、前記光電変換手段が発生する電力に基づいて車室内に照射される日射量を蓄積する日射量蓄積回路と、前記光電変換手段を前記日射量検出回路に接続するかあるいは前記日射量蓄積回路に接続するかを切り換える切換手段と、前記日射量蓄積回路に蓄積された日射量と前記内気温度検出手段によって検出された内気温度とに基づいて、車室内装品の表面温度を推定する表面温度推定手段と、この表面温度推定手段によって推定された内装品表面温度と前記内気温度検出手段によって検出された内気温度との差に基づいて、前記内装品からの輻射量を算出する輻射量算出手段とを備え、前記目標吹出温度算出手段が、前記設定温度、前記内気温度、前記外気温度に加え、更に前記輻射量算出手段によって算出された輻射量にも基づいて前記目標吹出温度を算出することを特徴とする車室内温度調節装置。
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