特許
J-GLOBAL ID:200903073625963640
アダプテイブアレイアンテナ制御方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-219348
公開番号(公開出願番号):特開平5-041607
出願日: 1991年08月06日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】相対遅延時間の少ない信号成分のみを選択して受信することにより、マルチパス干渉の影響を軽減するとともに、少ない素子数のアダプティブアレイアンテナで等価的な利得を向上させ、マルチパス環境下でも高速データの通信を可能とすることを目的とする。【構成】複数のアンテナ素子1-1〜1-Nを持つアダプティブアレイアンテナにおいて、各アンテナ素子で受信した信号を用いて、その中に含まれている到来方向および遅延時間の異なるそれぞれの信号成分の到来方向とそれらの相対遅延時間を推定し、あらかじめ定めた所定の時間幅内に含まれる信号成分の全電力が最も高い相対遅延時間区間と、その区間に含まれる信号成分を選択し、選択された信号成分を同位相で合成するようにアレイアンテナの指向性を構成する。
請求項(抜粋):
空間内に置かれた複数のアンテナ素子を有するアレイアンテナと、各アンテナ素子で受信した信号の振幅と位相あるいは振幅と遅延を任意に制御する回路と、該回路からの各アンテナ素子に関する出力信号を合成する回路と、振幅と位相の制御量を決定するための演算回路とを具備したアダプティブアレイアンテナにおいて、各アンテナ素子で受信した伝搬経路あるいは遅延時間の異なる複数の信号成分を含んだ信号を用いて、受信している信号に含まれているそれぞれの信号成分の到来方向を推定し、推定したそれぞれの到来方向から到来している信号成分を抽出するとともに、そのうち基準となるひとつの信号成分を決定し、基準信号成分とその他の信号成分との相対遅延時間を求め、あらかじめ定めた所定の時間幅内に含まれる信号成分の全電力が最も高い相対遅延時間区間と、その区間に含まれる信号成分を選択し、選択された信号成分を同位相で合成するため、それら信号成分の到来方向にアレイアンテナの指向性を構成するように、振幅と位相の制御回路を制御することを特徴とするアダプティブアレイアンテナ制御方式。
IPC (3件):
H01Q 3/26
, H01Q 21/22
, H04B 7/10
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