特許
J-GLOBAL ID:200903073626893158
サーバ割当制御方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
林 恒徳
, 土井 健二
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2003004679
公開番号(公開出願番号):WO2004-092971
出願日: 2003年04月14日
公開日(公表日): 2004年10月28日
要約:
データセンタ内のサーバの各ネットワークサービスへの配分を負荷分散装置に対して人手によらずリアルタイムに自動的に行う方法を提供する。各ネットワークサービスに到着する要求量の変動の様子を監視し,要求量の一定時間経過後の値を予測し,その要求量予測値の大きさに応じて当該ネットワークサービスに対するサーバの割当量を制御することができる。ここで、当該ネットワークサービスに対して割り当てられるサーバの量は,要求量予測値が示す量のトラフィックが当該ネットワークサービスに到着した場合に,利用者端末に対する応答時間の平均が運用管理者が予め定めた応答時間閾値以下となるように定められる。また、サーバの増減を1台ずつ行う度,予測値に基づく応答時間が所定の範囲に入るかを判定するため,ネットワークサービスの運用に必要な最低限のサーバ台数によりサーバ群を構成することができる。
請求項(抜粋):
ネットワークに接続された複数の利用者端末と、
前記ネットワークに接続され、前記複数の利用者端末からの要求を処理する複数のサーバを含むサーバ群を有するネットワークシステムにおける前記サーバ群の台数調整方法であって、
所定時間毎の前記複数の利用者端末からの要求数を蓄積し、
蓄積された過去の要求数に基づいて、時間と要求数の特性を関数として求め、
前記関数に将来の時間を代入して将来の要求数を予測し、
前記複数の利用者端末からの要求数が所定の確率分布に従うと仮定した場合の前記複数のサーバ1台あたりの平均応答時間と要求数の関係式に、前記予測された要求数を代入して前記複数のサーバ1台あたりの第一の平均応答時間を求め、
前記第一の平均応答時間が正の値でありかつ予め設定された閾値以下の範囲に含まれるかを判定し、
前記判定の結果に応じて前記サーバ群に含まれるサーバの台数を増減させることを特徴とするサーバ群の台数調整方法。
IPC (1件):
FI (1件):
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