特許
J-GLOBAL ID:200903073627064740

リーンバーンエンジンの点火時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-172030
公開番号(公開出願番号):特開平11-013611
出願日: 1997年06月27日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】リーンバーンエンジン運転時にNOxの還元浄化の為にリーン燃焼から一時的にリッチ燃焼に切換えた時のトルク段差によるるショックを軽減する。【解決手段】運転時の同一運転領域におけるリッチ燃焼時回転速度NRとリーン燃焼時回転速度NLとを検出し(S3,S7)、その差と許容上限値Bとを比較し(S8)、NR-NL≧Bの時は、基本点火時期を遅角補正する点火時期遅角補正量ADLを設定量αで増加させて更新し(S9)、又、NR-NL<Bの時は、リーン燃焼時回転速度とリッチ燃焼時回転速度との差と許容下限値Cとを比較し(S10)、NL-NR≧Cの時は基本点火時期を遅角補正するADLを設定量β分減少させて更新し(S12)、又、NL-NR<Cの時は前回のADLを維持する(S11)。そして、次のリッチ燃焼時に設定する基本点火時期をADLで遅角補正して、実際の点火時期を設定する。
請求項(抜粋):
リーンバーン運転時に窒素酸化物の還元浄化のために燃焼形態をリーン燃焼モードから一時的にリッチ燃焼モードに切換えるリーンバーンエンジンにおいて、リーン燃焼モード時のエンジン回転速度とリッチ燃焼モード時のエンジン回転速度との差を算出する手段と、上記エンジン回転速度の差と設定値とを比較しリッチ燃焼モード時のエンジン回転速度がリーン燃焼モード時のエンジン回転速度より設定値以上高いときはリッチ燃焼モード時の点火時期遅角補正量を設定量遅角補正した値で更新し、又リーン燃焼モード時のエンジン回転速度がリッチ燃焼モード時のエンジン回転速度より設定値以上高いときは上記点火時期遅角補正量を設定量進角補正した値で更新する手段と、エンジン運転状態に基づいて設定する基本点火時期を前記点火時期遅角補正量で補正してリッチ燃焼モード時の点火時期を設定する手段とを備えることを特徴とするリーンバーンエンジンの点火時期制御装置。
IPC (4件):
F02P 5/15 ,  F02D 41/02 305 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00
FI (4件):
F02P 5/15 B ,  F02D 41/02 305 ,  F02D 43/00 301 B ,  F02D 43/00 301 E

前のページに戻る