特許
J-GLOBAL ID:200903073629274351

蓄熱式空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-022183
公開番号(公開出願番号):特開平6-235557
出願日: 1993年02月10日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】【目的】 昼間電力の抑制と平準化対策に係り、蓄熱媒体を内蔵する蓄熱槽を備えた蓄熱式空気調和装置に関するものであり、残氷の有無に係わらず最適な蓄冷量を確保し、常に翌日の放冷運転に備えた蓄冷量制御ができる蓄熱式空気調和装置を得ることを目的としている。【構成】 蓄冷開始設定時刻に蓄熱槽11内の水温が一定温度以上のときは設定時間内蓄冷運転を行い、一定温度以下の場合は、前日の放冷積算時間に対して予め設定した所要蓄冷時間だけ蓄冷指令出力を行う蓄冷量制御手段14を備える。
請求項(抜粋):
圧縮機,凝縮器,減圧機構,及び蓄熱媒体を内蔵する蓄熱槽に内設した蓄冷用熱交換器によって形成した蓄冷用回路と、前記蓄冷用回路の前記蓄熱槽に冷熱エネルギーを蓄積する蓄冷運転モードと、前記蓄冷用熱交換器,前記減圧機構,前記蒸発器,及び前記蓄熱槽に蓄えられた前記冷熱エネルギーと冷媒との熱交換のために冷媒を循環させる冷媒ポンプによって形成した放冷用回路と、前記放冷用回路の前記蓄熱槽内の前記冷熱エネルギーを使用して冷房を行う放冷運転モードとを備え、タイマーによって前記蓄冷運転モード開始時刻と終了時刻とを設定しうるようにした蓄熱式空気調和装置において、前記蓄熱槽内に蓄えた氷の有無を蓄熱媒体温度によって判断する検知手段と、前記検出手段によって前記放冷運転モード終了直後の前記蓄熱媒体温度が一定値以上であることを検知した場合は、前記タイマーによる設定時間内すべて蓄冷運転指令を出し、一定値以下であることを検知した場合は、前記の蓄冷運転終了時刻から今回の蓄冷運転開始時刻までの間の前記放冷運転時間を積算して、前記蓄熱槽の最大蓄冷量に対する融氷量の割合を判断し、前記融氷量に対応した蓄冷運転時間を与える蓄冷運転指令を出力する蓄冷量制御手段とを備えたことを特徴とする蓄熱式空気調和装置。
IPC (3件):
F25B 13/00 351 ,  F25B 13/00 ,  F24F 11/02 102
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-125276

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