特許
J-GLOBAL ID:200903073629737920

丸め回路を有する演算回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-294078
公開番号(公開出願番号):特開平5-134850
出願日: 1991年11月11日
公開日(公表日): 1993年06月01日
要約:
【要約】【目的】 桁上げが発生しているか否かの判定に要する時間を短縮し、またオーバフロー、更にはアンダフローが発生しているか否かの判定に要する時間を短縮して全体の演算時間を短縮し得る丸め回路を有する演算回路の提供を目的とする。【構成】 桁上げ検出回路に、演算器による演算結果の仮数部データの全ビットが”1”であることを検出した場合に第1の信号を出力する第1の検出回路と、この第1の信号と丸め回路により”1”加算することを表す信号とが共に出力されていることを検出した場合に桁上がりの発生を示す第2の信号を出力する第2の検出回路とを備え、指数調整回路が第2の信号が出力されている場合に指数部データに”1”加算するように構成してある。
請求項(抜粋):
演算対象の浮動小数点データの最大の指数部データを比較する指数部大小比較回路と、該指数部大小比較回路による比較結果に応じて大なる方の指数部データを選択する指数部選択回路と、前記指数部大小比較回路による比較結果に応じて両演算対象の浮動小数点データの仮数部データを桁合わせする桁合わせシフタと、該桁合わせシフタにより桁合わせされた両仮数部データの演算を行う演算器と、該演算器による演算結果の最下位ビットに”1”加算するか否かにより丸め処理する丸め回路と、該丸め回路による丸め処理により桁上げが生じたか否かを検出する桁上げ検出回路と、該桁上げ検出回路により桁上げが発生したことが検出された場合に前記指数部選択回路により選択されている指数部データに”1”加算する指数調整回路とを備えた浮動小数点演算回路において、前記桁上げ検出回路は、前記演算器による演算結果の仮数部データの全ビットが”1”であることを検出した場合に第1の信号を出力する第1の検出回路と、前記第1の信号と前記丸め回路により”1”加算することを表す信号とが共に出力されていることを検出した場合に桁上がりの発生を示す第2の信号を出力する第2の検出回路とを備え、前記指数調整回路は前記第2の信号が出力されている場合に指数部データに”1”加算すべくなしてあることを特徴とする浮動小数点演算回路。
IPC (2件):
G06F 7/38 ,  G06F 7/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-224120
  • 特開昭60-097436
  • 特開平2-201645
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