特許
J-GLOBAL ID:200903073632452635

積層体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-063336
公開番号(公開出願番号):特開平9-254175
出願日: 1996年03月19日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】 予め基材を成形することなく、表皮シートや発泡性シートをシート状に形成することなく、簡単な工程でドアトリムなどの積層体を製造する。【解決手段】 表皮層となる溶融状態のTPO樹脂13a、発泡層となる発泡剤としてのアゾジカルボンアミド樹脂を混合した溶融状態のポリプロピレン樹脂12aおよび基材層となる溶融状態のポリプロピレン樹脂11aが順次上になるように積層された状態で、下型21の成形面21a上に樹脂供給装置30の押し出し機31より供給する。次いで、裏側成形面20aと基材層の樹脂11aの上面が所定の空間を生じるように上型20と下型21との型締めを行う。表側成形面21aを加熱して発泡性ポリプロピレン樹脂12aを発泡させ、これらを冷却・硬化させると、それぞれ基材層11と発泡層12とシボによる意匠模様が刻まれた表皮層13とが強固に結着して形成される。
請求項(抜粋):
基材層と、この基材層の表側表面を被覆する発泡層と、この発泡層を被覆する表皮層とからなる積層体の製造方法であって、基材側成形面を有する基材側成形型と表皮側成形面を有する表皮側成形型とからなる一対の成形型を互いに各成形面が対向するようにして前記表皮側成形型を下にセットするとともに基材側成形型を上にセットする工程と、前記表皮層となる非発泡性溶融樹脂系材料と前記発泡層となる発泡性溶融樹脂系材料と前記基材層となる非発泡性溶融樹脂系材料とからなる三層の樹脂系材料を前記発泡性溶融樹脂系材料が発泡しない温度で前記表皮側成形型の成形面上に前記表皮層が下になり前記発泡層および前記基材層が順次上になるように三層同時に供給する工程と、前記基材層と前記基材側成形型が所定の距離だけ離間して前記基材側成形型と表皮材側成形型とを型締めする工程と、前記表皮材側成形型に内蔵した成形面加熱手段で成形面を加熱して前記発泡性溶融樹脂系材料を発泡させる工程と、前記発泡した発泡性溶融樹脂系材料と前記非発泡性溶融樹脂系材料を冷却・硬化する工程と、からなることを特徴とする積層体の製造方法。
IPC (8件):
B29C 43/18 ,  B29C 43/20 ,  B29C 43/52 ,  B29C 59/02 ,  B29K 23:00 ,  B29K105:04 ,  B29L 9:00 ,  B29L 31:58
FI (4件):
B29C 43/18 ,  B29C 43/20 ,  B29C 43/52 ,  B29C 59/02 A

前のページに戻る