特許
J-GLOBAL ID:200903073637744693

樹脂組成物の成形体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-043419
公開番号(公開出願番号):特開平6-009791
出願日: 1985年06月27日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 樹脂補強効果の著しく高いガラスフレークにより補強された高強度成形体を提供する。【構成】 熱可塑性樹脂に、表面処理剤で処理された補強用ガラスフレークを混合してなる樹脂組成物の成形体。ガラスフレーク20は粒径10〜2000μmで、平均厚さが0.8〜1.4μmであり、厚さが0.3〜3.0μmの範囲にあるフレークを90重量%以上含有するガラスフレークであり、かつ、ガラスフレークの表面処理剤量がガラスフレークに対して0.05〜0.20重量%である。【効果】 本発明で用いるガラスフレークは、従来のガラスフレークに比し、かなり薄膜側へ移行していると共に、従来のガラスフレークより大きな比表面積を有する。このため、熱可塑性樹脂の補強材として用いた場合、樹脂とガラスフレークとの界面の面積が増し、補強効果が向上し、成形品とした場合の強度も高くなる。しかも、このようなガラスフレークを特定割合で表面処理して用いるため、より一層優れた補強効果が得られる。
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂に、表面処理剤で処理された補強用ガラスフレークを混合してなる樹脂組成物の成形体であって、該ガラスフレークは粒径10〜2000μmで、平均厚さが0.8〜1.4μmであり、厚さが0.3〜3.0μmの範囲にあるフレークを90重量%以上含有するガラスフレークであり、かつ、ガラスフレークの表面処理剤量がガラスフレークに対して0.05〜0.20重量%であることを特徴とする樹脂組成物の成形体。
IPC (4件):
C08J 5/00 ,  C08K 3/40 ,  C08K 9/00 KCM ,  C08L101/00 KAH

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