特許
J-GLOBAL ID:200903073645249669

ソフトウェアシミュレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-302150
公開番号(公開出願番号):特開2001-125805
出願日: 1999年10月25日
公開日(公表日): 2001年05月11日
要約:
【要約】【課題】 ソフトウェアシミュレータでは、他計算機上にターゲットとなるマイコンの命令を一命令ずつ実行するためにその処理速度が遅くなるという課題を有していた。【解決手段】 被デバッグプログラムをシミュレーション実行するとき、実行命令列保存部105の情報より、保存されている一部または全部の命令が予測実行可能であるかを予測実行領域判定部104で検出し、次に予測実行領域判定部104で検出された命令列を実行するとき、命令列を一命令ずつ実行するのでなく、予測実行部107で予測実行する。これにより、シミュレーション処理を正しく実行しつつ、シミュレーション処理速度を向上させる。
請求項(抜粋):
マイクロコンピュータ上で動作する被デバッグプログラムを他計算機上でシミュレーションできるシミュレータであって、前記被デバッグプログラムを格納するプログラム格納手段と、ターゲットのマイクロコンピュータのメモリ内容を保持するメモリ内容保持手段と、ターゲットのマイクロコンピュータのレジスタ内容を保持するレジスタ内容保持手段と、前記プログラム格納手段に格納されている前記被デバッグプログラムの次に実行すべき一命令を前記メモリ内容保持手段と前記レジスタ内容保持手段の内容に基づき命令を決定する実行命令決定手段と、前記実行命令決定手段により決定された命令を前記メモリ内容保持手段や前記レジスタ内容保持手段の内容に基づいてシミュレーション実行し、変更されたメモリ内容やレジスタ内容を前記メモリ内容保持手段や前記レジスタ内容保持手段に保持させるシミュレーション実行手段と、を含むシミュレータ本体手段と前記シミュレーション実行手段で実行された命令列とその実行アドレスを保持しておく実行命令列保持手段と、前記実行命令列保持手段によって保持されている命令列の全てまたは一部が予測実行可能であるかを判定する予測実行判定手段と、前記予測実行判定手段で予測実行が可能であると判定された命令列の先頭アドレスと終了アドレスを保持する予測実行領域登録手段と、前記予測実行領域登録手段で登録された領域を前記シミュレーション実行手段により再度実行するとき、命令列が前記シミュレーション実行手段が実行されたと仮定したときのメモリ内容とレジスタ内容を予測し、その結果を前記メモリ内容保持手段と前記レジスタ内容保持手段に反映する予測実行手段と、を備えることを特徴とするソフトウェアシミュレータ。
IPC (2件):
G06F 11/28 340 ,  G06F 9/38 310
FI (2件):
G06F 11/28 340 C ,  G06F 9/38 310 X
Fターム (5件):
5B013AA20 ,  5B042GA13 ,  5B042GB05 ,  5B042HH07 ,  5B042JJ19

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