特許
J-GLOBAL ID:200903073645620324
超常磁性標識を用いて生物学的反応を検出または定量する方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
清水 初志
, 橋本 一憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-126536
公開番号(公開出願番号):特開2005-043049
出願日: 2003年05月01日
公開日(公表日): 2005年02月17日
要約:
【課題】、超常磁性粒子を用いて生物学的反応の発生を検出する、またはその結果を定量する方法を提供する。【解決手段】超常磁性粒子に生物学的結合対のメンバーである同一の生体分子に結合または吸着させて、生体分子の生物学的結合パートナーである分子を含むことがわかっているまたは含むことが疑われる液体または固体試料に接触させる。結合物または吸着物は、連結した生体分子と結合した超常磁性粒子とを含む堅固に結合した三次元塊の形成を可能にするために十分な時間、液体または固体試料に接触させる。塊を超常磁性粒子の磁化を誘導するために必要な最も短い時間、実験機器の磁界に曝露して、その後磁界を直ちに除去した。塊は、磁界に暴露後少なくとも20分間持続する測定可能な非永続的な磁化を示した。磁気シグナル強度と生態分子の一つの定量的濃度または数に相関することを利用して生体反応を検出する方法。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
(a)超常磁性粒子の群のそれぞれに、生物学的結合対のメンバーである同一の生体分子を結合または吸着させる段階、
(b)超常磁性粒子に結合または吸着させた生体分子の生物学的結合パートナーを含む分子を含むか、または含むことが疑われる、液体および固体から選択される試料に、段階(a)の産物を接触させる段階、
(c)段階(a)からの超常磁性粒子-生体分子結合物、または超常磁性粒子-生体分子吸着物を、該試料に存在する如何なる生体結合パートナー分子と反応させて、連結した生体分子と結合した超常磁性粒子とを含む複雑で堅固に結合した三次元塊を形成させる段階、
(d)該塊における超常磁性粒子の磁化を誘導するために必要な最も短い時間、該塊を磁界に曝露した後、直ちに磁界を除去し、それによって該塊における超常磁性粒子が、磁界への暴露後少なくとも20分間持続する測定可能な非永続的集合磁化を協調して示す段階、ならびに以下のいずれかの段階、
(e)定性的な結果のみが望ましい場合に、適した機器によってそのような磁化の存在を確認する段階、または
(f)該非永続的集合磁化の磁気シグナル強度をそれが散逸する前に測定して、それを段階(c)に記載の塊の形成に関与する段階(a)または段階(b)の生体分子の一つの定量的濃度または数に相関させる段階を含む、生体反応を検出する方法。
IPC (4件):
G01N33/543
, G01N27/72
, G01N33/553
, G01N33/566
FI (6件):
G01N33/543 541A
, G01N33/543 521
, G01N33/543 525C
, G01N27/72
, G01N33/553
, G01N33/566
Fターム (7件):
2G053AA01
, 2G053AB02
, 2G053AB04
, 2G053BA08
, 2G053BB02
, 2G053BB11
, 2G053CA10
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