特許
J-GLOBAL ID:200903073645916584

挿入型クリップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-253227
公開番号(公開出願番号):特開平11-093923
出願日: 1997年09月18日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】【課題】 挿入型クリップの抜け止め用保持力と取付作業性とを向上する。【解決手段】 頭部1から同軸的に突出する十字形断面形状の支柱2と、支柱2の軸芯から半径方向外向きに延出する羽根部3とを設け、上記十字形による壁部2a・2bの隣接するもの同士を連絡するように羽根部3を一体成形し、その羽根部3の一方の壁部2aとの接合部の半径方向最外端位置を壁部2aの延出方向中間部とする。【効果】 内側に曲折しないで略直線上に延ばした形状にした場合に対して、羽根部の曲折点より外側部分が変形し易くなり、挿入抵抗が小さいためクリップの挿入作業が楽であると共に、ボディパネルの裏面側に臨んだ弾性変形部分がボディパネルの裏面に衝当する際の着座感を確認し易く、押し過ぎを防止することができ、クリップの取付作業性が良い。
請求項(抜粋):
頭部と、前記頭部から突出しかつ取付孔に挿入可能な支柱と、前記支柱の軸芯部から半径方向外向きにかつ前記支柱を前記取付孔に挿入した状態では前記取付孔の外方に至るまで延出するように形成された羽根部とを有する挿入型クリップであって、前記支柱が、前記軸芯部の回りを少なくとも3分割するべく前記軸芯部から放射状に配設された複数の壁部を有し、前記羽根部が、前記複数の壁部の隣り合うもの同士を連絡するように当該隣り合う壁部とそれぞれ接合されていると共に当該両接合部よりも半径方向外向きに延出する弾性変形部を有し、前記弾性変形部の前記両接合部から延出方向最外端に至る両縁の少なくとも一方が内向きに曲折するように形成されていることを特徴とする挿入型クリップ。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 留め具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-243970   出願人:株式会社ニフコ
  • 特開昭63-006207
  • 特開昭54-150550

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