特許
J-GLOBAL ID:200903073653987008

偏向素子および投写型表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-068772
公開番号(公開出願番号):特開平9-258275
出願日: 1996年03月25日
公開日(公表日): 1997年10月03日
要約:
【要約】【課題】 比較的低い電圧による駆動が可能で且つ光の利用効率が高い偏向素子を提供する。【解決手段】 液晶偏向素子1は、屈折率が一定である高分子層5と、上記高分子層5の層面に平行な面内で配向変化を生じる液晶層7とを備え、液晶層7の液晶分子が上記面内でとり得る少なくとも1つの状態において、該液晶分子の屈折率異方性の常光成分および異常光成分の所定の一方と、入射する偏光の振動方向とが同一平面に含まれるように配置する。光反射電極4は、液晶層7および高分子層5の界面を透過した光を、上記界面で全反射した光とは異なる方向へ反射させる。
請求項(抜粋):
屈折率が一定である透光性物質からなる等方屈折率物質層と、印加される駆動電圧に応じて上記等方屈折率物質層の層面に平行な面内で配向変化を生じる液晶からなる液晶層と、偏光手段と、上記液晶層および等方屈折率物質層を透過した光を、上記等方屈折率物質層と液晶層との間で反射される光とは異なる方向へ反射させる光反射部材とを備えると共に、上記液晶層の液晶分子がとり得る配向状態の所定の一状態において、該液晶分子の屈折率異方性の常光成分および異常光成分のいずれか一方と、上記偏光手段から該液晶分子へ入射する偏光の振動方向とが同一平面に含まれ、上記常光成分および異常光成分の内、偏光の振動方向と同一平面に含まれる成分をN1 、他方の成分をN2 、上記等方屈折率物質層の屈折率をN、液晶層への偏光の入射角をθ1 、液晶層と等方屈折率物質層との界面の臨界角をθc とすると、N1 ≧N/sinθcN2 =Nθ1 ≧θcが満足されることを特徴とする偏向素子。
IPC (3件):
G02F 1/29 ,  G02F 1/13 505 ,  G02F 1/1335 510
FI (3件):
G02F 1/29 ,  G02F 1/13 505 ,  G02F 1/1335 510

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