特許
J-GLOBAL ID:200903073658855584

サーマルプリントヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-324263
公開番号(公開出願番号):特開平7-178943
出願日: 1993年12月22日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】【目的】 曲率半径が小さい凸状グレーズ層とパターン形成用の平面グレーズ層とを有する全面グレーズ層を効率良く製造する方法を提供する。【構成】 グレーズドセラミック基板103の全面グレーズ層101表面の所定の箇所にマスク105を形成した後、サンドブラスト処理により全面グレーズ層101を所定深さ除去し、セラミック基板31上に約10μmの平面グレーズ層を残す。その後、マスク105を除去し、平面グレーズ層に結晶が析出しない温度・時間で加熱処理を行い、凸部分108に丸みを付け、山状の凸状グレーズ層33bを形成する。この加熱処理において、平面グレーズ層の厚みが10μm以下であるため、凸部分108のガラスグレーズが平面グレーズ層に流れず、凸部分108の突出状態が保持される。また、平面グレーズ層に結晶が析出しない温度・時間で加熱処理を行うため、結晶析出による凸凹の発生(或いはうねりの発生)が防止でき、この上に微細なパターンを容易に形成できるようになる。
請求項(抜粋):
セラミック基板と、このセラミック基板上に設けられるグレーズ層と、このグレーズ層上に設けられる発熱抵抗体と、この発熱抵抗体に通電を行う共通電極及び個別電極と、前記発熱抵抗体への通電により発熱する発熱部と、を含み、前記発熱部への通電を制御することにより所望の印字を行うサーマルプリントヘッドにおいて、前記グレーズ層は、平面グレーズ層および凸状グレーズ層からなり、前記発熱部は前記凸状グレーズ層上に設定されると共に、前記平面グレーズ層の厚みは10μm以下であり、かつ、前記凸状グレーズ層は曲率半径0.5〜1.5mmの山状のグレーズ層であることを特徴とするサーマルプリントヘッド。
FI (2件):
B41J 3/20 111 C ,  B41J 3/20 111 H
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平3-251464
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-251464
  • 特開平3-251464

前のページに戻る