特許
J-GLOBAL ID:200903073661483540

アクティブ・エンジン・マウント装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-200848
公開番号(公開出願番号):特開2000-027933
出願日: 1998年07月15日
公開日(公表日): 2000年01月25日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、エンジン・マウントやエンジンフット等に経年劣化が生じた場合でも、常に最良の制振動作を実行し、最良の乗り心地を維持することができるアクティブ・エンジン・マウント装置を提供することにある。【解決手段】 エンジンマウントの加振時に、エラーセンサ19から出力されるエラー信号が所定値を超える場合にエンジン振動が発散しているとC*更新判定部31で判定して適応フィルタ27に更新トリガーを出力して、適応フィルタ27から出力される駆動信号を中止する。次に、エンジン7からエンジン・マウント9を介してエンジンフット2に伝達される振動の振動信号に基づいて、この振動の固有振動数を固有振動数検出部33で抽出し、この固有振動数に基づいてエンジン7からエンジンマウント9に伝達される振動の伝達特性推定値C*を推定部35で推定して固定フィルタ27に更新して記憶させる。
請求項(抜粋):
エンジン・マウントを介してエンジンフットに伝達される振動の伝達特性推定値を予め記憶するとともに、この伝達特性推定値を出力する固定フィルタ手段と、エンジン及びエンジン・マウントからの振動が合成されエンジンフットに伝達されるエラー振動を検出するエラー振動検出手段と、前記固定フィルタ手段からの伝達特性推定値と、前記エラー振動検出手段からのエラー信号とに基づいて、エラー信号とは逆位相の駆動信号を生成する適応フィルタ手段と、与えられる駆動信号に応じてエンジン・マウントを振動する加振手段とを備え、前記エンジンフットに伝達されるエラー振動を最小になるように減衰させるアクティブ・エンジン・マウント装置であって、前記エンジンマウントの加振時に、前記エラー振動検出手段からのエラー信号が所定値を超える場合に前記エンジン振動が発散していると判定する振動発散判定手段と、前記適応フィルタ手段から前記加振手段に出力する駆動信号を中止する信号中止手段と、エンジンからエンジン・マウントを介してエンジンフットに伝達される振動を検出する振動検出手段と、この振動検出手段からの振動信号に基づいて、この振動の固有振動数を抽出する振動成分抽出手段と、この振動成分抽出手段で抽出される固有振動数に基づいて、エンジンからエンジンマウントに伝達される振動の伝達特性推定値を推定して前記固定フィルタ手段に更新して記憶させる伝達特性推定手段とを備えたことを特徴とするアクティブ・エンジン・マウント装置。
IPC (4件):
F16F 15/02 ,  B60K 5/12 ,  G05B 13/02 ,  G05D 19/02
FI (4件):
F16F 15/02 B ,  B60K 5/12 H ,  G05B 13/02 S ,  G05D 19/02 D
Fターム (20件):
3D035CA31 ,  3D035CA35 ,  3J048AB07 ,  3J048AB15 ,  3J048AD03 ,  3J048BE09 ,  3J048CB19 ,  3J048CB23 ,  3J048DA01 ,  3J048EA01 ,  5H004GA14 ,  5H004GB12 ,  5H004HA12 ,  5H004HB08 ,  5H004HB12 ,  5H004JB19 ,  5H004JB30 ,  5H004MA11 ,  5H004MA42 ,  5H004MA43

前のページに戻る