特許
J-GLOBAL ID:200903073668233352

車輪駆動用軸受ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-374236
公開番号(公開出願番号):特開2001-187504
出願日: 1999年12月28日
公開日(公表日): 2001年07月10日
要約:
【要約】【課題】 補助リング35とハウジング部13aとの間の外側スプライン係合部46に曲げモーメントにより付与される面圧を小さく抑えて、耐久性の確保を図る。【解決手段】 上記補助リング35の外周面に形成した外径側雄スプライン部23の軸方向に亙る有効長さをB1 (=L23-L30)とし、同じくピッチ円直径をD1 とする。又、等速ジョイント用内輪37の内周面に形成した雌スプライン部38の軸方向に亙る有効長さをB2 (=L38-L41)とし、同じくピッチ円直径をD2 とする。B1 >B2 ・(D2 /D1 )1/2 となる様に、各部の寸法を規制する。
請求項(抜粋):
外周面に懸架装置に取り付ける為の第一の取付フランジを、内周面に複列の外輪軌道を、それぞれ有する外輪と、外周面の外端寄り部分に車輪を支持する為の第二の取付フランジを、同じく中央部に第一の内輪軌道を、それぞれ設けると共に、同じく内端寄り部分にその外周面に第二の内輪軌道を形成した内輪を外嵌固定したハブと、上記各外輪軌道と上記第一、第二の内輪軌道との間にそれぞれ複数個ずつ転動自在に設けた転動体と、その内周面に等速ジョイントの軌道となる複数の外側係合溝を形成してこの等速ジョイントの外輪となるハウジング部と、その外周面に上記等速ジョイントの軌道となる複数の内側係合溝を形成して、駆動シャフトの外端部に固定自在とした等速ジョイント用内輪と、上記ハウジング部の内周面と上記等速ジョイント用内輪の外周面との間に配置して、上記内側、外側両係合溝に沿う転動を自在とした複数のボールとを備え、上記ハウジング部の外端部内周面に形成した雌スプライン部と、上記ハブの内端部外周面にスプライン係合させてこのハブに固定された結合部材の外周面に形成した雄スプライン部とをスプライン係合させると共に、上記等速ジョイント用内輪の内周面に形成した雌スプライン部と、上記駆動シャフトの外端部外周面に形成した雄スプライン部とをスプライン係合させる事により、上記駆動シャフトから上記ハブへのトルクの伝達を自在とした車輪駆動用軸受ユニットに於いて、上記結合部材の外周面に形成した雄スプライン部のピッチ円直径をD1 とし、この雄スプライン部のうち、上記ハウジング部の外端部内周面に形成した雌スプライン部とのスプライン係合に寄与する部分の軸方向に亙る有効長さをB1 とし、上記等速ジョイント用内輪の雌スプライン部のピッチ円直径をD2 とし、 この雌スプライン部のうち、上記駆動シャフトの外端部外周面に形成した雄スプライン部とのスプライン係合に寄与する部分の軸方向に亙る有効長さをB2 とした場合に、B1 >B2 ・(D2 /D1 )1/2 である事を特徴とする車輪駆動用軸受ユニット。
IPC (3件):
B60B 35/18 ,  B60B 27/02 ,  F16D 3/20
FI (3件):
B60B 35/18 A ,  B60B 27/02 C ,  F16D 3/20 Z

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