特許
J-GLOBAL ID:200903073676805667

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-030486
公開番号(公開出願番号):特開平10-226219
出願日: 1997年02月14日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 内外気2層流モードが設定可能な車両用空調装置において、バイレベル吹出モード時に、冷風バイパスを必要とすることなく、上下の吹出空気に温度差をつける。【解決手段】 内気導入口2、2aから内気のみを吸入する全内気吸入モードと外気導入口3から外気のみを吸入する全外気吸入モードと内気と外気の両方を同時に吸入する内外気2層流モードとを選択可能な内外気切替ドア4、5を備え、これら内外気導入口から吹出モード用の各開口部21、25、19に向かって流れる空調空気の通路を内気側の第1空気通路8、80と外気側の第2空気通路9、90とに区画形成し、バイレベル吹出モードにおいては、空調空気を第1空気通路8、80を通してフット開口部25から吹き出させるとともに、空調空気を第2空気通路9、90を通してフェイス開口部21から吹き出させ、かつ第1空気通路の空調空気を補助電気ヒータ16にて加熱して、温度を高くする。
請求項(抜粋):
車両エンジンからの温水を熱源として空調空気を加熱する暖房用熱交換器(13)と、この暖房用熱交換器(13)に循環する温水の流量または温度を調整して空調空気の温度を調整する温度調整手段(14)と、この温度調整手段(14)により温度調整された空調空気を車室内乗員の頭部に向けて吹き出すフェイス開口部(21)と、前記温度調整手段(14)により温度調整された空調空気を車室内乗員の足元に向けて吹き出すフット開口部(25)と、前記温度調整手段(14)により温度調整された空調空気を車両窓ガラス内面に向けて吹き出すデフロスタ開口部(19)と、少なくとも前記フット開口部(25)から吹き出す空調空気を加熱するように配置された補助電気ヒータ(16)とを備え、前記フット開口部(25)を少なくとも開口する吹出モードにおいて、前記補助電気ヒータ(16)の発熱により前記フット開口部(25)から吹出す空調空気を加熱するとともに、前記フェイス開口部(21)と前記フット開口部(25)の両方を同時に開口するバイレベル吹出モードにおいて、前記補助電気ヒータ(16)の発熱により前記フット開口部(25)から吹き出す空調空気の温度を前記フェイス開口部(21)から吹き出す空調空気の温度より高くすることを特徴とする車両用空調装置。

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