特許
J-GLOBAL ID:200903073688549640
機械過給式多気筒機関
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢野 寿一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-028154
公開番号(公開出願番号):特開平10-227224
出願日: 1997年02月12日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 従来は、圧縮用シリンダの容量を大きくする必要があるので全長が長くなり、機関が大型化したり重量が増加したりし、圧縮用シリンダをバランサとして利用する場合でも、バランサの重量が大きく、振動低減量も小さかった。【解決手段】 燃焼気筒2・2’と過給用気筒3・3’とを同数設け、2本の燃焼気筒2・2’と2本の過給用気筒3・3’とを一組として該2本の燃焼気筒間2・2’に、2本の過給用気筒3・3’を左右方向にオフセットして配設し、該過給用気筒3・3’の中心を前後方向に対して同位置もしくは前後にずらして位置させ、燃焼気筒2・2’のクランクピンストロークS1よりも過給用気筒のバランスクランクピンストロークS2を長く構成し、2本の過給用気筒3・3’からの排出空気を給気通路11を介して2本の燃焼気筒2・2’に交互に供給し、燃焼気筒2・2’重量と過給用気筒3・3’重量とを略同じに構成した。
請求項(抜粋):
偶数本の気筒を有し、該気筒の一部を燃焼気筒に、他の気筒をバランス用気筒を兼ねた過給用気筒に構成し、該過給用気筒を燃焼気筒に対して略180°の位相差を持たせて往復運動するようにクランク角を設定し、前記過給用気筒に給気入口弁と給気出口弁とを設け、各燃焼気筒に供給通路を介して給気を供給するよう構成した多気筒内燃機関において、燃焼気筒と過給用気筒とを同数設け、2本の燃焼気筒と2本の過給用気筒とを一組として、前後に並設した該2本の燃焼気筒間に、2本の過給用気筒を左右方向にオフセットして配設し、該過給用気筒の中心を前後方向に対して同位置もしくは前後にずらして位置させ、燃焼気筒のクランクピンストロークよりも過給用気筒のクランクピンストロークを長く構成し、2本の過給用気筒からの排出空気を給気通路を介して2本の燃焼気筒に交互に供給し、燃焼気筒重量と過給用気筒重量とを略同じに構成したことを特徴とする機械過給式多気筒機関。
前のページに戻る